東京医科歯科大学 精神科 大学院医歯学総合研究科 精神行動医科学分野


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ごあさいつ

21世紀は、こころと脳の時代ともいわれ、私たちのこころの健康を様々な障害から守る精神医学の重要性がこれまでになくクローズアップされています。最近の調査によると、わが国でこころの不調のために、外来を訪れている方は184万人、入院されている方は33万人にのぼり、全外来通院・入院患者数のそれぞれ22%および25%にも達します。この結果は、精神医学の重要性を強調していると同時に、さらなる発展が急務であることを示しています。

東京医科歯科大学大学院精神行動医科学分野/医学部附属病院精神科では、こうしたニーズに応え、様々なこころの障害をもつ方々に対して、できるだけ早い回復をめざした、安全で効果の高い治療を提供しています。また、より優れた治療法・予防法を求めて、こころの障害がどのような脳のメカニズムによって生じるのかを研究しています。得られた研究成果をもとにした新しい治療法の臨床試験も実施しているところです。一方、次代を担う精神科医を育成するのも、私たちの最も大切な役割のひとつです。

このように、こころの障害に関係した多くの課題を解決して行くためには、医学・生物学・心理学・社会学・看護学をはじめ、たいへん広い分野にわたる知識、技術、研究などが必要です。したがって、私たちは精神医学・医療に関わる大学や病院、リハビリテーション施設はもちろん、心理学・社会学・看護学の専門家、脳科学研究を進める研究者などと有機的なネットワークをつくりながら、活動を続けています。

私たちのホームページでは、これらの特色ある活動をご紹介しています。こころの障害でお悩みの方、精神医学・医療の専門家をめざす方、こころを支える脳のはらたきとその病態の理解を深めたい方をはじめ、こころの健康に関心をお持ちの方々に少しでもお役にたてば幸いです。


東京医科歯科大学大学院 精神行動医科学分野・精神科 西川 徹