■大学院のご案内
■耳鼻咽喉科学分野 (Department of Otolaryngology)
大学院講座として,以下の耳鼻咽喉科領域の病態の教育・実験・研究を行っています。研究への参加は随時可能です。それら研究内容については週に一回の神経耳科カンファレンスなどでディスカッションが行われています。
●研究内容
・聴覚に関する研究:生理学的及び分子生物学的手法を用いて、難聴遺伝子を同定し,聴覚・言語の認知機構の解明を試みています。また、遺伝子関連では,難聴遺伝子に加えて,炎症・免疫・腫瘍性疾患の遺伝子解析による病態研究を行っています。
・体平衡機構に関する研究:めまい・平衡障害の病態,治療について眼球運動の三次元運動解析などの手法を用いて研究を行っています。
・免疫・アレルギーに関する研究:代表的なアレルギー疾患であるアレルギー性鼻炎を対象にして,アルゴンプラズマによる粘膜焼灼治療の有効性を検討しています。
・コンピュータ支援による耳鼻咽喉科領域手術の臨床的研究:ナビゲーションシステムや三次元画像を用いた手術を導入し、成績の向上を図っています。
・難聴に対する手術法の研究:高度の伝音難聴患者さんに対して、BAHAシステム(埋め込み型骨導補聴器)の埋め込み手術を施行し、その遠隔成績について検討しています。
そのほか、耳鼻咽喉科領域の解剖や発生、画像診断等に関する研究が行われています。
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科
認知行動医学系専攻 システム神経医学講座耳鼻咽喉科学分野
■頭頸部外科学 (Department of Head & Neck Surgery)
1. スタッフ
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎顔面頸部機能再建学系専攻
頭頸部再建学講座頭頸部外科学分野
2. 頭頸部外科とは
教授:岸本 誠司
助教:神山 亮介
医員:林 智誠
頭頸部外科の対象は、頭蓋顔面および頸部から脳神経外科医の担当する頭蓋内、眼科医の担当する眼窩内を除いた全ての領域の疾患ですが、主として頭頸部(悪性)腫瘍を扱っています。
実際の診療は耳鼻咽喉科とともに行っています。
3. 外来診療
(木)午前、午後
その他の曜日についてはご相談下さい。あるいは、午前中に耳鼻咽喉科・頭頸部外科外来を受診して下さい。
4. 教育
・卒前教育:系統講義では主として頭頸部腫瘍の診断と治療について、本教室のスタッフのみならず学内他科あるいは学外の臨床病院の第一線で頭頸部腫瘍の診療に携わる医師を講師として招き、その概念から最新の知見に至るまでを学びます。臨床実習では耳鼻咽喉科とともに病棟、外来、手術室で実際に診療を体験します。
・卒後教育:耳鼻咽喉科・頭頸部外科全般について研修します。学内および関連病院における実地医療を通して外来診療から手術に至るまでを学びます。さらに1年目から研究、学会発表を行い、論文作成をするよう指導しています。
5. 研究
大きなテーマは機能と形態を考慮した頭頸部(悪性)腫瘍の治療です。
(1) 顔面深部・頭蓋底へのアプローチにおける組織血流温存
(2) 頭頸部腫瘍術後の嚥下機能
(3) 頭頸部癌頸部リンパ節転移に対する標準的治療法の確立
(4) 頭蓋底の解剖