2012年5月23日改訂
 

左の写真は、聖橋からながめた現在のJR中央線御茶ノ水駅(左端)と神田川をはさみ、右手に東京医科歯科大学。

右の浮世絵は万世橋付近からお茶の水方面を眺望した江戸時代の風景(葛飾北斎の高弟・昇亭北寿の版画)
右側がお茶の水地区、中央が神田川、左側が駿河台、右の坂は昌平坂で、坂の途中に湯島聖堂、そして坂上に昌平坂学問所が描かれている。1872(明治5)年にこの学問所の跡地に東京師範学校が設立され、1930(昭和5)年に師範学校の移転に伴い、この地が東京医科歯科大学に移管された。
なお、神田川にかかる屋根付きの橋は、本郷から神田方面に給水する神田上水の懸樋で、その奥に水道橋が描かれている。現在、この懸樋跡には石碑が建立されている。学会期間中に見学してみてはいかが。

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