◆◆◆ 呼吸機能の制御の概要 ◆◆◆




 システムとしての厳密な数学的記述の不可能な生体の機能を制御する客観的な方法を確立した。 呼吸調節系の肺胞気炭酸ガス濃度,末梢動脈血酸素飽和度を非浸襲でしかも患者に負担のない換気 法により精密に制御する。具体的には適応制御理論,ファジィ制御理論を用いて,これまでに,解 決不可能であった個々の患者への医学的対処の方法の相違の煩雑さと困難を克服した。すなわち, 患者の個別性に依らない方法でダイナミックな肺胞気炭酸ガス濃度制御を可能にした。このための 医療機器として,前記の自動制御に適したディジタル制御用2-シリンダ型呼吸装置(5号機)を開 発済みであり,健常者についてはその性能を確認している。現在,麻酔薬の混合装置の開発と麻酔 事故の起こらないような客観的な麻酔深度の自動制御を試みている。




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