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Clinical Laboratory, Tokyo Medical and Dental University Hospital
トップページ検査部の紹介

検査部の沿革

 検査部の歴史は昭和37年(1962年)の医学部附属病院検査部の発足に始まる。 検査部門は、血液・生化学・血清・微生物・生理機能のほか、のちに独立する病理検査部門、内視鏡検査部門、歯学部附属病院検査部を含んでいた。検体検査の多くは用手法で行なわれていた。

 昭和40年代に入ると自動検査機器の導入が進み、昭和50年代にはコンピュータによる検査情報管理システムが構築された。

 平成4年には医科新棟の完成に伴い、生理機能部門が旧棟から現在の場所(A棟3階)に移転し、内容と設備を一新した。

 平成7年には外来・病棟のコンピュータ端末から検査結果がリアルタイムで参照できるシステムが完成した。

 平成9年には医科新棟2期棟の完成に伴い、血液・生化学・血清の各検体部門を現在の B棟3階のワンフロアに統合した。検体の自動搬送および検査依頼・ 測定・報告までのすべての過程をオンライン化したシステムが完成した。また、看護部・輸血部との協力のもと、中央採血室での外来患者採血業務を開始した。

 平成14年には生理機能部門の超音波検査機器が拡充された。

 医療の急速な進歩と共に、臨床検査の重要性もますます増大している。当院における高度な医療に寄与すべく、検査内容の充実、高い精度と迅速な情報提供をめざして、検査業務の更新を現在も行なっている。