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 手術件数
 中央手術室に15部屋の手術室があり、その他にER併設の手術室や透視室に出張して麻酔をかけることもあります。2019年の全手術件数は8842件、麻酔科管理症例は5730件でした。

 麻酔症例の内容
心臓外科の麻酔
 週4件の定期手術に加え、緊急手術も多いです。CABG、弁置換、小児の先天性心疾患に対する手術、胸部大血管置換、ステントグラフト等に加え、LVAS装着や植込み型人工心臓の植え込み術なども行われています。
※東京医科歯科大学は心臓血管麻酔専門医認定施設です。

食道手術の麻酔
 開胸または胸腔鏡下食道手術が週1〜2例ずつコンスタントに行われており、術後肺合併症を防ぐことを念頭に置いて肺保護的な分離肺換気を行なっています。

呼吸器外科の麻酔
 週4例程度の肺切除術が行われており、胸膜肺全摘といった大きな手術も日常的に行われています。こちらも肺保護的な分離肺換気に力を入れて麻酔管理を行なっています。

産科の麻酔
 年間100例以上の帝王切開が行われています。多くは腰椎麻酔+硬膜外麻酔での管理ですが、年に数例は全身麻酔症例を経験します。医学的適用のある患者さんに限り無痛分娩も行っております。

小児の麻酔
 心臓外科による小児心臓手術、小児外科による腹部手術、もやもや病などに対する脳神経外科手術、指などに対する先天性奇形の形成外科手術などが行われています。

超音波ガイド下末梢神経ブロック
 全身状態が悪い患者さんの四肢の手術や術後疼痛が非常に強い手術に対して超音波ガイド下末梢神経ブロックを行っています。
    当院の超音波ガイド下末梢神経ブロックについて
 

頭頚部外科、脳神経外科、形成外科の合同手術の麻酔
 これら3科合同で行なわれる頭蓋内腫瘍、頭頚部腫瘍では、24時間以上の超長時間手術となることがあり、輸液管理などに気を使いながら麻酔管理を行す。

ロボット支援手術(ダビンチ手術)の麻酔
 ダビンチ手術は、極端な体位やロボット操作中の患者さんへのアクセスの制限など、麻酔においても特別の配慮が必要な術式です。
    当院のロボット支援手術について

中央手術室以外での麻酔
 中央手術室まで患者さんを運ぶ余裕がないほどの超緊急手術は、ERに併設された手術室で行われます。この場合はERに麻酔科医を派遣し、麻酔管理を行います。また血管内治療科の手術は透視室で行われますので、透視室まで出張して全身麻酔を行います。慣れない環境でしっかりと麻酔管理を行うには普段以上の集中力が必要です。


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