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フットケア外来

診療日

火曜日

金曜日

担当医

医師:今井(火)、高山かおる(金)、松下(金)、近澤(金)、鈴木(金)

フットケア看護師:齊藤(火)、本林(金)

診療内容

陥入爪、肥厚爪、肥厚爪などの爪の疾患に対し、ガター法やワイヤー法のほかに、フットケア師によるメディカルフットケアを施行しています。
また足変形にともなう胼胝・鶏眼患者に対しては運動指導、歩行教室の開催を行っています。
必要に応じてインソールや、RAや糖尿病など重篤な足病変を合併しやすい患者には靴型装具の作製などを行っています。

受診のしかた

毎週火曜金曜午後、完全予約制の外来です。
紹介状をお持ちの方は事前予約が可能です。地域連携室(03-5803-4655)にご連絡ください。
上記以外の方は、皮膚科初診時に担当医と相談のうえ予約していただきます。

各疾患の治療について

各疾患についての治療につきましては、下記をご参照下さい。

陥入爪・巻き爪
陥入爪・巻き爪とは
治療法について
陥入爪・巻き爪
肥厚爪
肥厚爪とは
治療法について
肥厚爪
タコ(胼胝)・ウオノメ(鶏眼)
タコ(胼胝)・ウオノメ(鶏眼)とは
治療法について
タコ(胼胝)・ウオノメ(鶏眼)
陥入爪・巻き爪

陥入爪は足の爪が周囲の皮膚にくい込み、痛みや炎症を起こすものです。
細菌感染をおこすと爪囲炎、ひょう疽となります。
爪の切り方、不適切な靴などの生活習慣が原因であることが多く、繰り返し炎症を起こします。
くい込んだ部分の爪を切るといったん楽になりますが、爪が再び伸びれば痛くなり、深爪は重症化の原因になりますので注意が必要です。
巻き爪は爪の両端が巻き込んだ形になる変形です。
陥入爪と巻き爪は同時に起こっていることが多く、これはとても治りにくい状態です。
足の痛みは下肢全体の働きを低下させ、高齢者では転倒や閉じこもりの原因になることがわかっています。
ぜひしっかり治療しましょう。

治療法について

くい込んだり巻き込んだりした部分の爪を生えないようにする手術が従来一般的に行われていましたが、手術をすると数日間の通院が必要です。
また、再発や爪の変形の悪化が数年後に起こる可能性があるなどの問題があります。
当外来では、できるだけ手術をしない方針で、病状に応じて以下の治療およびケアを組み合わせて行っています。

治療法1)メディカルフットケア

フットケアワーカーによる爪を中心としたケアです。
フットバスの後、やわらかくなった爪のまわりの角質を取り除き、爪を適切な形に整えます。
さらにくい込んだ部分の下に小さい化学繊維を挟み、痛みを楽にします。
約45分間、リラックスして施術を受けていただくことができます。
フットケアワーカーによる爪の切り方、靴の履き方の指導なども同時に行っています。

超弾性ワイヤー法

超弾性プレート法

治療法2) 超弾性ワイヤー・プレートによる巻き爪矯正(写真左)

ワイヤー法は太さ0.5㎜程度の特殊なワイヤーを、爪の先端に2か所穴をあけて通して巻き爪を矯正する方法です。
2~3か月に1度入れ替えて爪を平らな状態に近づけていきます。プレート法は、爪の表面に形状記憶合金製の板を接着します。自宅で1日1~3回ドライヤーで温めていただきます。
どちらも痛みをほとんど伴わず、巻き爪の形そのものを改善する治療です。

治療法3) アクリル人工爪療法

ワアクリル樹脂を爪の上にのせて人工的に爪が伸びた状態を作り、周囲の皮膚へのくいこみを緩和します。
深爪が原因である場合や、先端がくい込む陥入爪に対して行います。

治療法4) ガター法

爪の側面にプラスチックチューブをさしこんで固定し、とがった爪を保護することで痛みと炎症をやわらげる方法です。
爪の側面がくい込んでいる場合や爪が短く他の治療ができない場合にも用います。

肥厚爪
爪白癬

爪白癬

黄色爪症候群

黄色爪症候群

肥厚爪とは 肥厚爪とは、爪が厚くなった状態です。爪白癬(爪みずむし)
が原因の場合と、そうでない場合(厚硬爪甲、爪甲鉤弯症)があり、さらにすべての爪が黄色く厚くなるYellow nail syndrome(黄色爪症候群)など、全身性の病気が原因の場合もあります。
自分で爪を切れない、ご家族や介護者にも手が出せないとお困りの方も多いと思います。爪白癬の場合は内服薬の治療もありますので、まず医療機関を受診し診断することが重要です。

治療法について

治療法1) メディカルフットケア

フットバスの後やわらかくなった爪のまわりの角質を取り除き、マイクログラインダーで厚い部分を削ります。さらに爪を適切な形に整えます。約45分間、リラックスして施術を受けていただくことができます。フットケアワーカーによる爪のケア指導なども行っています。

タコ(胼胝)・ウオノメ(鶏眼)

タコは足の皮膚の表面(角質)が扁平に硬くなるもので、痛みはあっても軽いものです。ウオノメは小型の角質増殖で、中央にやや透明の芯をもち、強い痛みがあります。
どちらも強すぎる圧力がいつも同じ部分にかかってしまうことが原因です。合わない靴はもちろんですが、足の骨の形、歩き方など様々な要素が関係していると考えられています。
ともかく、この圧力を軽くしてあげることがなにより大切です。特に、足の前方中心部にできるタコ、ウオノメは足の横アーチが低下している状態(開帳足)が背景にある場合が多く、治りにくいものです。開帳足は特に女性に非常に多く見られます。
タコやウオノメの原因や状態は人それぞれ違いますので、複数の治療を組み合わせて行い、楽に歩けるような足を目指します。
必要に応じて下肢機能(脚のはたらき)検査を行い、筋力やバランス機能を調べながら患者さんの状態に合ったアドバイスを行っています。

第1,3,5趾中足骨骨頭部と第1趾内側の胼胝

開帳足、外反母趾、内反小趾の足変形があります。(左側1、2枚目)
フットプリント上でも胼胝の部分に一致して圧力がかかっているのがわかります。(右側1枚目)

治療法について

治療法1)靴・インソール(中敷き)による治療「インソールの作成・靴について」

靴選びにお悩みの方には足の状態に合った靴をお勧めしています。→靴について
また、靴は選び方だけでなく履き方が非常に大切ですのでご指導いたします。インソールは靴の中に敷くものです。
足変形を伴っており通常の治療で治らない場合に使用します。
病変部にかかる圧力を分散する治療(免荷療法)です。適切な形に作ればクッション性を与えるだけではなく、足のアーチを支えたり、痛い部分の圧力を軽くしたりすることができます。専任の技術者がフットプリント、足型をとって作成しています。

治療法2)運動療法

足全体を使った正常な歩き方に近づくためには足やすねの筋力が必要です。 筋力アップのために日常生活のなかで簡単にできる運動をご紹介しています。 外反母趾、開帳足の進行予防にも有効です。

治療法3)メディカルフットケア、器具によるタコ・ウオノメ削り
痛みがある部分を中心にけずります。
コーンカッターやマイクログラインダーを使用します。

インソールの作成と靴について

既製品の靴はどれを買っても足が痛くなる・・・という方は多いのではないでしょうか。
また試し履きをしたときは大丈夫だったのに、長く歩いたら痛くなったということもよくあります。このように靴選びは難しいものです。すべての人に合う靴というものはありません。足変形がある方は特に慎重に選ぶ必要があります。当外来では、患者様の足に合った靴選びのアドバイスを行っています。

また、靴と足の仲立ちをしてくれるインソールをオーダーメイド(フルオーダー、セミオーダーの場合があります)で作成することが可能です。

インソールの作成について

インソール(靴の中敷き)は、特に足の変形によるタコ、ウオノメのある方にお勧めいたします。
圧力がかかる部分の負担を軽くし、アーチを支えることで、痛みが緩和される、足が疲れにくくなる、使い続けることで正しい歩行に導くなどの効果が期待できます。足変形に伴う場合は保険適応となります(診断書が必要)。

詳しくはこちらへ→和功堂ホームページhttp://www.wakoudo.com/index.htm

1.フットプリントをとります。 フットプリントをとります。
2.立体的な足型をとります。 立体的な足型をとります。
3.完成したインソール。 完成したインソール。
4.いろいろな素材を組み合わせています。 いろいろな素材を組み合わせています。
5.靴に入れて完成です。 靴に入れて完成です。
靴について

足の病気の治療のなかで靴の果たす役割はとても大きいものです。
合わない靴を履き続けることは、痛いだけでなく皮膚や爪の病気を引き起こし、
さらに足変形が進行する原因となりとても危険です。
靴の購入については、患者さんと相談のうえ進めていきますが、

  • ①オートペディシューテクニックに詳しい市中の靴屋さんをご紹介してご自分で買ってきていただく場合
  • ②お勧めした靴の中から外来で選んでいただく場合があります。また
  • ③中敷きを外せるタイプであれば、お手持ちの靴で対応できる場合もあります。

当外来でご紹介できる靴の一例をご紹介します。

糖尿病・血液透析とフットケア 

糖尿病の患者さんは、まずご自分の足は非常に病気がおこりやすい状態であるということを知ってください。
糖尿病は血行障害、神経障害の両方の原因となるために、傷が治りにくく、また傷があっても痛みを感じにくいので放置しているうちに壊疽が進行してしまいます。

傷から細菌が感染すると敗血症など命にかかわる状態になることもあります。
また足変形(シャルコー足、凹足など)が起こりやすいのでタコやウオノメができやすく、これが壊疽の始まりになることが知られています。
透析患者さんでは動脈硬化から血行障害を起こしやすく、また足の皮膚が乾燥しやすいためひびわれがよく見られます。

当外来では、以下のことを中心に行っています。

  • ①定期的な足の皮膚・爪の診察、診断、治療
  • ②免荷療法・・・靴型装具、オーダーメイドのインソール作成
  • ③セルフケア指導・・・爪の切り方、靴の履き方、スキンケア、運動指導
  • ④メディカルフットケア

ご自分の足でずっと歩けるように、ぜひフットケアに興味をもち、定期的な通院ができるようにしましょう。

慢性関節リウマチとフットケア

関節リウマチは足の関節変形が起こりやすく、複数のトラブルに悩まされる患者さんが多いと思います。
少しでも痛みを楽にし、快適に歩ける状態を目指すためお手伝いしたいと思います。

当外来では、以下のことを中心に行っています。

  • ①定期的な足の皮膚・爪の診察、診断、治療
  • ②免荷療法・・・靴型装具、オーダーメイドのインソール作成
  • ③セルフケア指導・・・爪の切り方、靴の履き方、スキンケア、運動指導
  • ④メディカルフットケア

ご自分の足でずっと歩けるように、ぜひフットケアに興味をもち、定期的な通院ができるようにしましょう。

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