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医学部医学科では現在、必修科目「医学英語」を1年次から4年次学生を対象として開講しています。「医学英語」とはいったい何なのか、そしてなぜ医者になるのに「英語」が必要なのでしょうか。 本学が掲げる教育理念・目的:
実現には、次の資質が不可欠です。 1) グローバル・スタンダードに沿った医療を提供する 「グローバル・スタンダードに沿った医療」とは、どういうことでしょうか。医学知識は日々更新されており、最良の医療を提供していくためには古い知識を信頼性のある最新の知識で常に更新していく必要があります。では最新の知識はどのように発信されているのでしょうか?科学に関する世界の共通言語は英語です。したがって最新の知識は学会や主要な雑誌に常に英語で発信されており、それらを理解する能力が必要です。 また、臨床問題解決過程においては、検査に過常依存するのではなく、系統的に収集する病歴と身体所見を有効に利用し、正確で、網羅的で、効率の良い診断的評価を進めていかなければなりません。実際、患者様の診断の80%は病歴と身体所見で判明しうるといわれています。そしてこの技術の教育は米国を中心とした欧米で既に確立されており、日本の医学教育も欧米に追いつくよう改善していかなければなりません。 更に、新しい基礎・臨床知識を世界に向けて発信する際にも英語が必要になりますし、英語を用いて国際舞台で意見交換し、議論するためにも、当然英語が必須です。 つまり、本学が掲げる教育理念・目的の実現に必要な上記資質を獲得するには、単に医学知識の習得だけでなく、以下の能力の習得が必要です。 1) 英語による医学情報(論文やデータベース)を読む能力 したがって本学における「医学英語」コースでは、単なる「言語」としての英語力の習得ではなく、これら3つの能力の習得を到達目標に掲げ、それらに対する学生による必要性の認識、および自己主導的学習をサポートするための学習機会を提供します。
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本学「医学英語」コースでは、上述した3つの到達目標を達成するために、現在以下の学習方法を用いています。 1. 医学関連英語語彙・フレーズの習得 「言語」としての医学英語の習得には、学習者の学習ステージ・既に蓄積された知識に配慮したプログラムを組むことが大切です。医学部入学後の医学知識・臨床技能の習得は、図2に示すように各学年で異なります。 |
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2. Small group discussion 科学に関する世界の共通言語である英語を使って、実際に情報や意見を発信し、それを理解・解釈し、議論し、真理を追究する技能を修得するために、2から4人ずつよりなるSmall group discussionを行います。各セッションはネイティブ・スピーカーおよび米国専門医資格をもつ医師をmoderator/facilitatorとして配備した学習者主体のものであり、また論点には図2に示した医学知識・臨床技能習得ステージを考慮したものを選定します。論点は以下の通りです。 |
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3. 臨床問題解決における米国式アプローチの教育 図2に示した医学知識・臨床技能習得ステージを考慮し、特に第4学年を中心に米国式アプローチ習得のための教育機会をセッションに盛り込んでいきます。また、正規授業は第4学年までですが、それ以降も以下のように様々な形を通しての学習を、サポートしています。 |
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本学「医学英語」コースの学習方法を含めたカリキュラムを、掲げる到達目標を学習者が達成するためにより適切なものにしていくべく、学習者によるfeedbackや、学外教育者によるpeer reviewにもとづくfeedbackなども取り入れ、常に省察を行っています。 |
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