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平成27年度

医学部医学科4年(派遣時) T.Aさん

派遣先・派遣期間

 派遣先   世界保健機関 西太平洋事務局 カンボジア国事務所 (カンボジア)

 派遣期間  平成27年6月1日 ~ 平成27年8月31日

派遣で得たもの

 私は、カンボジア保健省感染症対策局への技術支援を主な業務とするWHOカンボジア事務所Emerging Disease Surveillance and Responseユニットにて研修を行いました。
 着任時に韓国で中東呼吸器症候群のアウトブレイクが起きていたため、私もカンボジア国内の対策に従事し、疑い例の質問書やシナリオ演習、患者発生時の病院手順書などを作成しました。
 また、狂犬病、食中毒、ムンプスのアウトブレイク調査にも同行しました。インフルエンザの流行シーズン入りやパンデミックの流行レベルの閾値を設定するプロジェクトも行い、その成果を国際会議で発表し、保健省での導入が決定しました。

 海外研修奨励賞をいただいたことで、研修が実りあるものになりましたことを心より感謝いたします。


中東呼吸器症候群(MERS)対策会議の様子

狂犬病アウトブレイク調査にて患者家族との面談

医学部医学科4年(派遣時) R.Mさん

派遣先・派遣期間

 派遣先   Johns Hopkins University (アメリカ)

 派遣期間  平成27年6月1日 ~ 平成27年11月15日

派遣で得たもの

研究室の皆さんと

 今回私は海外研修奨励賞を頂き、米国ボルチモアにあるJohns Hopkins Universityで半年間研究を行って参りました。
 私の研究テーマは「末梢免疫系が脳や行動に与える影響」であり、獲得免疫系を欠損したマウスが行動異常を起こすことやそれらの脳のミクログリアや神経細胞が異常であることを発見しました。今後詳しいメディエーターが解明されることによって末梢免疫系の正常化が精神疾患の治療に繋がることが期待されます。

 私の通っていた研究室では医学部入学前の学生や世界中からの医学生が多く働いており、彼らと共に研究を行ったり研究の合間に話をしたりすることで世界の学生のレベルを実感し大きな刺激になりました。他にもアメリカのシビアな競争社会の中で活躍している日本人の方にも沢山出会い、彼らの苦労やモチベーションを聞くことは将来の選択肢として海外を視野に入れる上で非常に参考になりました。
 研究室の外でもルームメイト達や留学生の集まりなど世界中の人々と知り合う機会が沢山あり、世界で起こっている問題やそれぞれの文化、宗教に触れることができました。

 今回の海外研修で私は日本では得られない貴重な経験を沢山させて頂き、大きく成長して帰ってくることができました。海外研修奨励賞に関わってくださった先生方、今回のプロジェクトセメスターをサポートしてくださった方々に心より感謝を申し上げます。

歯学部歯学科4年(派遣時) M.Kさん

派遣先・派遣期間

 派遣先   オックスフォード大学(イギリス)

 派遣期間  平成27年6月11日 ~ 平成27年8月21日

派遣で得たもの

ラボミーティングのディスカッション

 医歯学を学ぶ中で神経系の難治性疾患を持つ患者さんと身近に接し、「研究を行い新たな治療法を見出すことで、そういった患者さんの力となりたい」との想いが芽生えました。この度の研修では、未だ有効な治療法を見出だされていない新生児における低酸素虚血性脳症をテーマに、染色・酵素抗体法といった手法を用いアプローチしました。世界の一流の研究者の方と交流し、多様な考え方に触れられたことで「なぜ行うのか」「何が問題なのか」といった提起をより広い視野から行っていく視点を学びましたことは一生の財産です。

 また海外研修で費用の工面というのは非常に重要な点です。サポートいただけましたことで勉学に専念することができ、心より感謝しております。

大学院医歯学総合研究科博士課程4年(派遣時)

派遣先・派遣期間

 派遣先   カリフォルニア大学サンディエゴ校(アメリカ)

 派遣期間  平成27年9月16日 ~ 平成28年3月31日

派遣で得たもの

 今回、海外派遣学生として研修する機会を頂き誠にありがとうございました。私は、臨床医として一定期間過ごした後大学院に入学しました。学部学生の頃から”いつかは海外に挑戦したい”と漠然と憧れいましたがなかなか機会がないまま諦めかけておりました。今回、海外派遣学生に選んでいただいたことで夢を実現するチャンスを頂きました。心より感謝いたします。

 アメリカの研究室に約6か月間在籍して、研究計画から遂行までの課程を経験し、実際に参加することができました。研究デザインへのこだわりや、実行のスピード感、会議でのプレゼンテーションなど多くのことを経験、学ぶことができました。
 また、実際に海外研修を経験したことで、生活面でも研究面でも日本の環境が恵まれていたことを感じる場面が多々ありました。カリフォルニア大学には海外から多くの学生や研究者が研修に来ます。私も実際にアメリカ人研究者だけでなく、ヨーロッパ、南米、アジアと様々な国から訪れた学生や研究者と交流する機会がありました。日本の研究環境はアメリカや他の国に全く劣ることはなく、むしろ、恵まれている点も多々あることを感じました。今後は、自身の置かれた環境に感謝しつつ、海外研修で学んだことを後輩や他の研究者に還元していきたいと思います。

 このような貴重な機会を頂きありがとうございました。