2013年 報告

2013年 報告

第5回国際サマープログラム(ISP2013)開催

平成25年8月26日(月)から29日(木)の4日間、「生体材料とその応用」をテーマに第5回国際サマープログラム(ISP2013)が、アジア16ヵ国と地域から学生・若手研究者が計27名を招聘し、開催されました。5回目となる今回は、国内外の招聘講師及び本学より計13名の研究者の方々の講演の他、学内研究室訪問、シンポジウムが行われました。

26日(月)はオリエンテーションとウェルカム・レセプションを行いました。
27日(火)の午前には、髙久田和夫教授(ISP2013座長、医歯工連携実用化施設)、塙隆夫教授(金属生体材料学分野)、永井亜希子准教授(生体材料機能医学分野)、田村篤志助教(有機生体材料学分野)、サダル・アリレザ特任講師(う蝕制御学分野)からの講演、午後は、森尾郁子国際交流センター長からの本学の紹介、各招聘学生・若手研究者が希望する分野の研究室(計19研究室)への訪問、生体材料工学研究所ツアーとして、由井研究室、安田研究室、塙研究室、川嶋研究室の見学が行われました。その後のポスターセッションでは、計22名(うち本学学生8名)がポスター発表を行いました。

28日(水)の午前は、川嶋健嗣教授(バイオメカニクス分野)、春日井昇平教授(インプラント・口腔再生医学分野)、Karl-Heinz Kunzelmann博士(Dept. of Operative Dentistry, University of Munich)、安田賢二教授(バイオ情報分野)、Dennis Discher博士(Dept. of Engineering and Applied Science and the Graduate Groups of Physics, Pharmacology, and Cell & Molecular Biology, University of Pennsylvania)からの講演、午後は、図書館ツアー、オプショナルツアー(神田明神、おりがみ会館、日本紹介のDVD鑑賞)が行われました。夕方のソーシャルアワーでは、大野喜久郎企画・国際交流担当理事からの挨拶の後、招聘講師の方々へのミニ楯贈呈、招聘学生・若手研究者への記念証授与、ポスター優秀賞の授与、お茶の水女子大学の日本舞踊研究班と狂言研究会の皆様による日本伝統舞踊の披露が行われました。

29日(木)は、ISPシンポジウム2013「生体材料とその応用」が、第37回大学院医歯学総合研究科大学院セミナーとの共催で行われました。シンポジウムでは、岸田晶夫教授(物質医工学分野)、大川淳教授(整形外科学分野)、Dennis Discher博士、中村雅也准教授(慶應義塾大学医学部整形外科学教室)、Karl-Heinz Kunzelmann博士からの講演がありました。

これらのプログラムでは、それぞれの分野を代表する研究者の方々からの講義、講演において、招聘学生・若手研究者からも積極的に質問が出され、大変有意義な機会を得ると同時に大いに親睦を深めました。

クチャーの様子(永井亜希子准教授)

質疑応答の様子

質疑応答の様子(Karl-Heinz Kunzelmann博士)

質疑応答の様子(Dennis Discher博士)

生体材料工学研究所ツアーの様子(塙研究室)

生体材料工学研究所ツアーの様子(川嶋研究室)

ポスターセッションの様子

ソーシャルアワーにて

ポスター優秀賞授与式(髙久田座長からNavdeep Bhusriさんへ)

シンポジウムの様子(慶應義塾大学:中村雅也准教授)

ISP2013全体写真