生体医歯工学共同研究拠点

第3回生体医歯工学共同研究拠点国際シンポジウム (The 3rd International Symposium on Biomedical Engineering) を広島大学で開催

 本共同研究拠点の活動の一環である国際シンポジウムを2018年11月8日(木),9日(金)に広島大学東広島キャンパスのサタケメモリアルホールにて開催しました。本シンポジウムは毎年開催しており,本年度で3回目となります。
 広島大学の越智光夫学長による開会挨拶,西井知紀文部科学省学術機関課長によるご挨拶,東京医科歯科大学生体材料工学研究所所長の宮原裕二教授による共同研究拠点の紹介に始まり,2日間にわたって,海外からの招待講演者4名,本拠点の研究者8名,また産学連携セッションとして共同研究に参加している研究者4名(うち企業研究者3名)による最新の研究成果に関する講演が行われれました。また,若手研究者や学生による112件のポスター発表も行われました。参加者は223名(内,海外研究者22人)を数え,生体材料,バイオセンサ,治療法,診断デバイス,ドラッグデリバリーシステム,機能分子,バイオMEMS,ロボット,生体計測,シミュレーションと特性評価,バイオマーカ,ナノ・マイクロデバイスなど多岐の分野にわたり活発な議論が行われました。若手研究者によるポスター発表からは8件の優秀ポスター賞が選出され,静岡大学電子工学研究所所長の三村秀典教授による閉会挨拶で幕を閉じました。
 異なる分野の研究者が互いのアイディアをグローバルに交換でき,今後の共同研究へと繋げる貴重な機会となりました。

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シンポジウム参加者の集合写真
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ポスターセッションの様子