生体医歯工学共同研究拠点

生体医歯工学分野を開拓する若手研究者向けの実習を実施

拠点活動の一環として,若手研究者の学際領域での育成を目的にイオン感応性電界効果トランジスタの製作,評価を毎年,実施しています。本年度は8月20日(月)から23日(木)に東京医科歯科大学生体材料工学研究所で実習を行いました。

本年度の参加者は8名と過去最大となり,早稲田大学,名古屋大学,東北大学,首都大学東京,大阪府立大学から学生さんや指導教員の方々に参加いただけました。実習では,イオン感応性電界効果トランジスタの動作原理を理解した後,Na+やCa2+イオン選択性高分子イオン感応膜を調製し,Ag/AgCl電極による電位計測,データ解析,細胞障害性の評価を進めました。なお,旅費や宿泊費は拠点の予算となります。

本拠点では,同様の実習を広島大学でも行っています。生体医歯工学分野を開拓していく若い世代の育成に今後も取り組んでまいります。

イオンセンサ実習 1 イオンセンサ実習 2