ワインの温度が異なる場合のアルコールの放出の違いを可視化システムにて初めて明らかにしました。13℃のワインではワイングラスの縁に沿ったドーナツ状にアルコールが蒸発していくことが確認されました。
22℃と13℃のワインから放出されるアルコールを可視化システムにて評価したところ、22℃のワインでは13℃で見られたようなドーナツ状のアルコールの蒸発が確認されませんでした。ワインの香りを楽しむためには13℃のワインで確認されたような中央付近のアルコール濃度が低い領域が重要であることを初めて発見しました。
研究に関する詳細や、お問い合わせは、三林(m.bdi@tmd.ac.jp)までお願いします。また、NHK オンディマンドにて有料で視聴することもできます。【NHK オンディマンド】
(2011年9月6日更新)
チューリップ型のワイングラスの形の理由を、アルコールガスの可視化技術を利用して明らかにしました!
放送日
NHK BSプレミアム
9月3日(土) 午後 6:00~ 6:44 ワイングラス ~魅惑のカタチの物語~
9月6日(火) 午後 0:00~ 0:44 ワイングラス ~魅惑のカタチの物語~
詳細は放送後に掲載します。お楽しみに!
(2011年9月2日更新)