1)インプラント治療の予後調査
  ・インプラント外来における治療の予後調査と症例や手法の評価に関する統計学的検討。

2)インプラント体の新規表面性状・デザインの研究・開発
  ・インプラントデザインがインプラント周囲の骨に及ぼす作用に関する研究。
  ・生体親和性の高いインプラント表面性状の研究・開発。

3)口腔組織(骨・軟組織)再生に関する基礎的・臨床的研究
  ・脂肪由来幹細胞や骨膜由来幹細胞など、各種幹細胞を用いた組織再生や、分子生物学的
    手法を用いた再生に関わる細胞間のシグナリング解析など。
  ・超音波刺激による骨治癒促進効果の検討とそのメカニズムに関する研究。
  ・新規骨補填材の開発や、ドラッグデリバリーシステムを応用したバリアメンブレン、
   そして、再生材料のコンビネーションに関する研究・開発。
  ・緑茶カテキンに含まれる抗酸化作用を利用した骨治癒促進効果に関する研究。
  ・メッシュを用いた骨膜挙上による骨再生など、新規再生療法の提案とその評価。
  ・ビスフォスフォネート製剤や抗RANLKL製剤が及ぼす影響に関する研究。
  ・栄養と骨治癒に関する基礎的・臨床的研究。

4)インプラント周囲炎に関する基礎的・臨床的研究
  ・細菌学的解析・分子生物学的解析などを用いたインプラント周囲における炎症の発生機
   序とそのメディエーターの解析。
  ・インプラント周囲炎モデル動物を用いた再生療法の研究・開発。
  ・インプラント周囲炎の臨床的病態解析と、その診断・治療法、および予防法の提案。

5)補綴形態や材料に関する力学的研究
  ・インプラントや周囲骨への力学的負荷に関する検討。
  ・インプラント上部構造の設計・材料・アバットメントデザインなどが及ぼす影響に関す
   る力学的解析。
  ・インプラント体や上部構造の破折、スクリューの緩みなどに影響を及ぼす因子の解析。

失われた組織を再生し、機能を回復する再生医療が近年注目を集めており、そのひとつとしてインプラント治療は確実で効果的な治療法となっているが、解決されなくてはいけない問題点が多く存在する。
また医療は臨床効果が確実であり、安全であり、簡便であると同時に社会に受け入れられる価格で提供されることが望まれる。
再生医療もこれらの条件を満たす必要があると考えられる。
このような状況において、本分野では基礎的および臨床的な観点から下記に挙げるような様々な研究を行っている。

Copyright (C) 2009- Oral Implantology & Regenerative Dental Medicine, TMDU