歯が欠損した場合にその機能を回復するため,歯科インプラント治療は確実な方法となっている.そのような状況の中で,インプラントの社会的な意義と歯科医学における位置を確認し,インプラント治療の特殊性やインプラントの機能的な特殊性について理解を深めることは極めて重要である。
 歯学部歯学科4年次の講義および実習では、インプラント治療における診査診断に関する教育を基本指針としている。インプラント治療を行うにあたり必要な術前処置や、理想的な上部構造の設計を検討させ、それを成功させるためにはどの位置・方向にインプラントを埋入すべきなのかを考えさせ、同時に解剖学的構造を3D画像で確認することで、実経験に近い知識へと結びつけるよう指導を行っている。
 歯学部口腔保健学科においは、3年次と4年次にインプラントと天然歯の違いや構造に関する講義を行い、4年次の臨床実習では、外来において手術前後の口腔ケア、補綴物の構造とインプラント部の口腔ケア、メインテナンスに関して指導を行っている。

<歯学部歯学科>
1年生:早期臨床体験実習(インプラント外来:臨床研究体験・研究発表体験)
3年生:臨床予備実習(インプラント外来:初診時カウンセリングの見学・診査・診断・
    
治療方針の立案)
    臨床歯学イントロダクション(講義室) 病態科学演習(実習室)
4年生:咬合回復(インプラント補綴)講義&実習
    (講義室:インプラント概論・実習室:診査・診断・プランニング)
    臨床体験実習(インプラント外来:手術見学・外来診療見学)
    研究体験実習(インプラント・口腔再生医学分野研究室)
5年生:頭頸部解剖(実習室)
    包括的臨床実習(インプラント外来:外科・補綴・メインテナンス見学)
6年生:包括的臨床実習(インプラント外来:外科・補綴・メインテナンス見学)
研修医:インプラント選択研修(インプラント外来:手術介助・診療介助・新人研修・
    埋入実習・印象実習・オペカンファレンス・セミナー)

<歯学部口腔保健学科>
3年生:臨床口腔保健衛生応用学Ⅱ(講義室:インプラントの基礎と臨床および製作過程) 
4年生:全身と口腔の健康評価(講義室:インプラント患者の健康評価) 
    臨床実習(インプラント外来:手術前後の口腔ケア、メインテナンス)

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