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1998. 1. 11. 柴田達也、大谷啓一
蛍光検鏡
蛍光検鏡の手順1)
1)蛍光顕微鏡にかけてあるカバーは完全に取り去ること。蛍光ランプハウスなどにかかっていると火災や機器を傷める原因となる。
2)水銀ランプは1度点灯したら20分は消さない! 1度消灯したら20分は再点灯しないこと!ランプ寿命が一気に短縮してしまいます。
3)明るい蛍光物質は電源オン直後から観察できる。暗い蛍光物質で十分な励起光が必要な場合には待ったほうがよい。写真を撮影する際には必ずウオーミングアップを行う。
4)通常、切片の準備をしていると10分程度はすぐに経過するので、待っていないでどんどん作業を進める。
蛍光検鏡の注意
明光下や顕微鏡観察中に蛍光色素は褪色するものと考えて作業すること。
−顕微鏡操作における褪色防止策−