HOME >> 寄附講座

臓器代謝ネットワーク講座(Department of Organ Network and Metabolism)

概要

ライフスタイルの欧米化に伴って肥満症、糖尿病、高血圧症、高脂血症、動脈硬化性疾患などの生活習慣病の罹患率は増加の一途を辿り、これらの疾患の克服は国民医療の観点からも極めて重要な課題です。近年、生体の代謝シグナルの恒常性維持における液性因子や神経ネットワークを介する臓器間相互作用(臓器代謝ネットワーク)の重要性が注目され、この破綻が肥満やメタボリックシンドロームの発症・進展に関与することが明らかになりつつあります()。本寄附講座では、分子内分泌代謝学分野と緊密に連携して、脂肪組織、骨格筋、肝臓、腎臓、脳などの組織間を行き交う臓器連関・クロストークによるエネルギー代謝・慢性炎症制御の実態を統合的に理解することにより、メタボリックシンドロームあるいは生活習慣病に対する新しい予防法、診断法、治療法の開発の基盤獲得を目指しています。





メタボ先制医療講座(Department of Preemptive Medicine and Metabolism)

概要

未曾有の高齢化社会を迎えつつあるわが国では、糖尿病や動脈硬化性疾患などの生活習慣病の罹患率は増加の一途を辿っており、これらの疾患の発症前段階あるいは初期段階であるメタボリックシンドロームにおける効率的かつ疾患特異的な予防医学の確立が喫緊の課題となっています。特に過栄養や運動不足によるエネルギー代謝障害を基盤として発症する生活習慣病の発症時期は明確でなく、臨床症状が顕性化するまで年余の時間を要することも稀ではないため、精度の高い発症予測あるいは正確な発症前診断に基づいて積極的な介入を試みる先制医療(Preemptive Medicine)の概念が注目されています。近年、ヒトゲノム研究により多くの疾患関連遺伝子が同定されるようになり、遺伝素因と環境因子の相互作用により発症する多因子疾患としての生活習慣病の分子病態あるいは将来の疾患発症リスクが少しずつ把握できるようになってきました()。本寄附講座は、分子内分泌代謝学分野と緊密に連携して、生活習慣病に対する先制医療を国内で独自に展開するべく、発症前の分子病態の解明や疾患特異的バイオマーカーの開発による新しい予防法、診断法、治療法の基盤開発を目指しています。


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