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診療のご案内

 下垂体・副腎・甲状腺・副甲状腺などの内分泌疾患、糖尿病を代表とする代謝疾患や高血圧症を含めた生活習慣病の診療を行っています。当内科のモットーは内分泌・代謝疾患を単一臓器の疾患としてとらえるのではなく、ホルモン異常によってもたらされる全身臓器の疾患としてとらえ、他科との連携医療により全人的診療に当たることです。
 対象となる疾患および診療の特色は以下の通りです。

内分泌疾患

主な内分泌疾患として、視床下部・下垂体疾患(下垂体腫瘍、クッシング病、末端肥大症、プロラクチノーマ、下垂体機能低下症、尿崩症、バゾプレシン分泌過剰症など)、甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病、甲状腺炎、甲状腺腫瘍など)、副甲状腺疾患(副甲状腺機能亢進および低下症、骨粗鬆症など)、副腎疾患(クッシング症候群、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫、アジソン病、先天性副腎皮質過形成など)、その他(多発性内分泌腺腫症、ガストリノーマ・インスリノーマなどの神経内分泌腫瘍、異所性ACTH症候群など)を対象としています。
内分泌検査及び画像検査による的確な診断と治療、正確な腫瘍の局在診断による外科的治療の適応を決定しています。また外科との密接な連携のもとに症例の術前・術後のフォローアップを行っています。

糖尿病・高血圧症ならびに代謝疾患

糖尿病の患者数は約740万人を、また高血圧症の患者数は約3000万人を占め、両疾患は更に増加の一途をたどっています。したがって両疾患に基づく臓器障害や合併症の予防と管理は患者のQOLを決定する上で最も重要です。当内科では糖尿病教育入院・外来治療に当たるとともに、糖尿病三大合併症(網膜症、腎症、神経障害)や大血管障害に対しては各専門診療科と連携して治療に当たっています。同時に高血圧・脂質異常症・高尿酸血症・肥満などのいわゆる生活習慣病やメタボリックシンドロームを対象として、生活指導及び薬物治療を積極的に取り入れて、合併症に対しては各臓器別診療科と連携医療に当たっています。

副腎腫瘍に対して最新の診断と治療法を取り入れた連携医療

画像検査の普及により偶然に副腎の腫瘍が多く発見されるようになりました。これを副腎偶発腫瘍と呼んでおります。このような副腎腫瘍には、クッシング症候群、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫といったホルモンを過剰に分泌するものがあります。また、副腎癌のように悪性腫瘍もあります。そこで、腫瘍の良性・悪性の判定や腫瘍のホルモン分泌を正確に評価し治療方法を選択することが重要であります。また治療前後でのホルモンのコントロールも大切です。
当院では内分泌・代謝内科と泌尿器科が連携し、副腎腫瘍の手術適応を十分に検討した上で、当泌尿器科で開発された「ミニマム創内視鏡下手術」と呼んでいる傷口を最小限にした体の負担(侵襲)の少ない最新の外科的治療法を実施しております。さらに術中・術後の経過も内科・泌尿器科が連携して対応し患者さんのQOL向上に努めております。

東京医科歯科大学大学院・分子内分泌内科学(内分泌・代謝内科)
〒113-8519 東京都文京区湯島1-5-45
E-mail:dept.cme@tmd.ac.jp

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