大学院保健衛生学研究科「生体検査科学専攻」の「講座」別「教育研究内容・指導教員」についてご案内します。
医学・医療が科学、特に分子生物学の急速な進歩に伴いますます高度化、先鋭化して いくなかにあって検査学の分野もその例外ではない。従って、分子・細胞レベルから器官・個体レベルにわたる生命情報の解析とともに、病因の探索と病態の解析を行い、それらを基盤に、より特異性と精度の高い臨床検査法や高次機能検査法の開発、在宅臨床検査システムやリハビリテーション用ツールをはじめとする生体支援システムの開発を目指した教育研究を行う。かつ、学際的視野に立った高度な教育研究を行い、臨床現場に精通し、臨床検査に対応できる知識、専門性、解析能力を併せ持ち、国際的および臨床指向型研究でリーダーシップを発揮できる人材を養成する教育研究を行う。
| 専攻分野名及び指導教員 | 教育研究内容 |
|---|---|
| 分子生命情報解析学 教授 赤澤 智宏 講師 鈴木 喜晴 助教 原 央子 | 1.神経堤細胞ー発生から病態までー 2.損傷神経の再生・機能修復機構 3.蛍光イメージングの基盤技術開発 4.タンパク質分解系の解析 |
| 形態・生体情報解析学 教授 星 治 助教 長 雄一郎 | 1.原子間力顕微鏡の生物応用 2.染色体の高次構造解析 3.各種顕微鏡技術を用いた生体の微細構造解析 |
| 生命機能情報解析学 教授 松浦 雅人 准教授 笹野 哲郎 助教 原 恵子 | 分子・細胞レベルから器官までの個々の要素が統合されたシステムとしての生体のはたらきを、生理学、画像診断学、情報工学に立脚して解析する教育研究を行う。同時に、生体の高次システム機能を非侵襲的に測定するための生体機能検査法の開発、改良に関する教育研究を行う。 |
| 生体機能支援システム学 教授 伊藤 南 助教 本間 達 | 生体の本質的特徴である時変性と非線形性を念頭に置いたシステム制御理論による生体調節系の積極的な制御と医療への応用を行う。人工現実感を利用した遠隔医療及び老人の生活支援、福祉の開発のために、健康管理と安全確保の保護システムの開発や身体・精神機能訓練システムの開発を行う。さらに、情報処理機能内蔵型の人工呼吸管理システムのための医用計測または制御システムなどに必要なマン・マシンインターフェイスの実用化研究開発のための人材養成を行う。 |
臨床検査として利用可能な分子・細胞レベルから器官・個体レベルにわたる生命情報について、生物化学・分子生物学、機能解剖学、生理学、情報工学などに立脚して解析し、これらの解析情報をもとに生体高次機能検査法やリハビリテーション用ツールをはじめとする生体支援システムなどの開発・改良を行う。かつ、生命情報解析分野で国際的にリーダーシップを発揮できる人材の養成を目指した教育研究を行う。
疾病の診断に結びつく特異的な臨床検査法の開発を主目的とする。臨床化学、免疫学、微生物学、ウィルス学、病理形態学、血液学などを駆使した病態解析と病因解明の教育研究を行い、新しい検査法の開発・改良を目指すとともに、遺伝子治療、移植や臓器再建に伴う遺伝子診断技術の応用・実用化のための教育研究を国際的学際的に行う。
| 専攻分野名及び指導教員 | 教育研究内容 |
|---|---|
| 先端分析検査学 教授 戸塚 実 助教 栗原 由利子 | 病気の診断・治療のための新たなバイオケミカルマーカーを考案し、その測定法の研究開発を進めるとともに、臨床的有用性を明らかにするという研究プロセスを通じて研究の構築能力を養う。また、各種分析技術を習得すると同時にその原理、特徴および限界を理解し、自ら立案する研究計画に最適な手法を選択できる能力を育成する。 |
| 生体防御検査学 教授 窪田 哲朗 准教授 齋藤 良一 | 各種の感染症や免疫疾患の病因・病態に関わる教育、研究を行い、感染症における病原体の迅速な検出方法、自己免疫疾患の病態診断に有用な特異的な臨床検査方法等の開発、改良を目指す教育研究を行う。 |
| 分子病態検査学 教授 沢辺 元司 助教 吉田 祥子 | 疾病の成因・病態の解析とともに、その病理像を肉眼的、組織学的、細胞学的および分子病理学的に総合的な視野に立って解析・解明し、それを基盤に診断や治療、予後の判定に役立つ病理学的臨床検査法の理論や方法を開発・改良・体系化する教育研究を行う。 |
| 先端血液検査学 准教授 小山 高敏 | 造血器疾患及び止血・血栓制御機構・その他の分子・遺伝子レベルでの解明を行う。主な目的は、疾患の診断・治療の指標に直結する特異的検査法を開発することである。移植医療、遺伝子治療にも応用可能な分子・遺伝子診断技術実用化のための教育研究を国際的、学際的に行う。 |
| 先端生体分子分析学 准教授 笠間 健嗣 | 質量分析計、各種クロマトグラフやNMRなどの高度分析機器を利用して、疾患に関わる生体物質の化学的組成や物性の解析を行い、新規な臨床検査法の開発を目指す教育研究を行う。 |





