東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 口腔機能再構築学系 摂食機能保存学講座 歯髄生物学分野

沿革


 当教室の歯内治療学としての出発点は,昭和22年に当教室初代教授である鈴木賢策先生が,檜垣麟三主任教授が主宰していた歯科保存学の第二教授に就任したときから始まる.その後,昭和32年に今川与曹教授が就任したときに現在の歯科保存学三教室編成がなされ,以後第一教室が保存修復学,第二教室が歯周治療学,第三教室が歯内療法学を担当することになり,この体制は各教室の名称と主任教授が変わっても現在まで受け継がれている.

 昭和52年に鈴木先生が定年退職し,その後任として砂田今男先生が東北大学歯学部より赴任した.鈴木・砂田両教授が研究・開発した電気的根管長測定法は,日本の臨床歯科医学が世界に誇れる画期的な発明の一つであり,30年以上経た現在でも,その理論を応用して次々とより正確に測定できる新しい器械が開発され続けており,日本だけでなく世界中の臨床歯科医に広く知れ渡るところとなっている.

 平成2年には砂田先生が定年退職し,その後任として須田英明先生が当教室三代目の教授に就任し現在に至っている.

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