東京医科歯科大学のテニュアトラック

制度概要

本学での位置づけ

優れた人材の確保

国際公募の実施により応募のあった若手研究者の中から、公正かつ透明性の高い選考方法により採用者を決定し、5年の任期付き雇用形態での任用・育成により、任期内に行う審査を経てより安定的な職に就かせることを目指す。

大学としての戦略的人材確保

各部局からの要求による教員補充ではなく、研究戦略室、研究推進協議会、役員会主導の将来構想に立った人材確保を行う。

若手で優秀な教員のインセンティブ付与(研究費、研究スペース、複数メンター教員)

採用されたテニュアトラック教員には、既存分野とは独立した研究スペースを付与するほか、メンター教授の分野内に研究スペースを付与し、分野内の研究機器の利用などの支援を行うが、研究テーマの選択、論文のコレンスポンデンス・オーサーシップ、テクニシャンの占有、分野内の研究スペースの占有など、研究内容と研究スペースの両面で独立性を保つ施策を行う。

本学テニュア・トラックの特色

全学(全部局)対応

  • 医学部、歯学部、医歯学研究センター、生体材料研究所、難治疾患研究所を含む全部局での取り組み
  • 臨床系への展開も視野に入れるが、基礎研究系を中心にスタート

将来性が高い優秀な教員の確保

永続的な制度への対応

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  • 教員の年齢・職位構成の年次進行を考慮した着実な実施
  • 毎年、更新する助教ポジション 8~10名 講師・准教授ポジション 2名
  • その中で2~3名をテニュアトラック(ジュニア)として運用
  • 部局の教育研究推進に必要なポストを堅持した上での育成制度
  • 自己経費ポストによる教授候補となり得るシニア若手育成型テニュアトラック 年1人程度

独自予算によるテニュア・トラック制の運営

  • 独立した研究室
  • 任期は5年
  • スタートアップ資金の支給(文科省サポートを含む)
  • 2年目以降の研究費について一定額を大学で支援
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研究環境

  • 独立性が担保された研究スペース
  • 上記とは別に、医歯学研究支援センター内に「若手研究者インキュベーション部門」ラボを整備
  • 研究支援設備の優先的利用とinteractiveな環境
  • 研究費の優先配分
  • 研究および教育スキルアップ環境
  • 複数メンター制の導入

透明性の高い人材採用とテニュア審査制度

  • 全学横断テニュアトラック委員会の設置
  • 採用人材の国際公募
  • 学外委員も含めた審査委員会によるピア・レビュー方式の審査・評価(自己申告型審査の導入)
文部科学省 科学技術人材育成費補助金「テニュアトラック普及・定着事業」ホームページ

文部科学省 科学技術人材育成費補助金「テニュアトラック普及・定着事業」

旧 科学技術振興調整費「若手研究者の自立的研究環境整備促進」

文部科学省 科学技術人材育成費補助金「テニュアトラック普及・定着事業」サイトはこちら(別ウィンドウで開きます)