生化学実習
Biochemistry,Laboratory
原 諭吉
1 科目の概要
生化学研究の基礎的手法を学び、生化学実験を通して、講義で学んだ生化学反応について理解を
深める。
2 教育方針・教育目標
生体成分の性質について実験を通して学ぶ。さまざまな生化学的分離・分析法や研究手法を身につける。
3 教育内容
(11月を予定:詳細は後日連絡する。)
回数 |
項 目 |
内 容 |
担当者 |
1 2 |
基本操作 |
ピペットマン、分光光度計、天秤、 |
原 |
3 4 |
クロマトグラフィー |
ゲル濾過、イオン交換クロマト、アフィニティクロマト、HPLC |
〃 |
5 6 |
タンパク質 |
定量法(Biuret 法、Lowry 法、)、SDS-PAGE、ウエスタン法 |
〃 |
7 〜16 |
酵素1 |
組織から酵素の抽出、比活性の測定 |
〃 |
17 〜22 |
酵素2 |
反応速度論、 |
〃 |
23 24 |
核酸 |
組織からDNAの抽出、DNAの変性、 |
〃 |
〔単位〕必修1単位
〔場所〕検査学実習室2(医歯学総合研究棟8階)ほか
4 教科書・参考書
スタンダード生化学(原・太田 編:文光堂)
5 他科目との関連
生化学的な研究手法は臨床化学検査学,遺伝子検査学,免疫検査学など他の分野の基礎にもなる。
6 成績評価方法
レポートにより評価する。レポートは目的,原理,方法,結果,考察,参考文献等の順序に整理して提出すること。