ターミナル看護学
Terminal Care
(*緩和ケア看護学:Palliative Care)
本 田 彰 子
1.
科目の概要
自宅における終末期療養を中心に、緩和ケア、および在宅ホスピスの理論と実践を学ぶ。
2.
教育方針・教育目標
1)在宅ホスピスを中心に、終末期にある人々と家族の特徴を理解し、QOLの向上を目指した看護についてその理論と実際を理解する。
2)要介護高齢者、難病患者、およびがん患者における自宅での症状コントロールや療養の体制作りについて理解し、見取りおよびその後の療養者家族に対する看護を理解する。
3)緩和ケアやチーム医療について理解し、在宅ホスピスにおける医学的管理の実際について理解する。
4)終末期特注の症状コントロールについて理解し、在宅ホスピスにおける看護師の役割や療養者家族に対する支援の実際を理解する。
3.
教育内容 (前期前半 月曜日 V・W時限)
回 |
日時 |
時限 |
内容 |
担当教員 |
1 |
4月11日 |
V |
緩和ケア看護学概論 |
本田彰子 |
2 |
W |
|||
3 |
4月18日 |
V |
終末期在宅療養と自宅での看取り |
本田彰子 |
4 |
W |
|||
5 |
4月25日 |
V |
在宅ホスピスにおける医学的管理 |
辻彼南雄 ライフケアシステム |
6 |
W |
|||
7 |
5月9日 |
V |
在宅ホスピス−訪問看護の実際− |
蛭田みどり ケアタウン小平訪問看護ステーション |
8 |
W |
〔単位〕 必修1単位
〔場所〕 保健衛生学講義室2(医歯学総合研究棟8階)
4.
教科書・参考書
講義の際必要な文献および参考書を提示する。
5.
他の科目との関連
母性看護・小児看護・成人看護・老人看護の発達段階別看護領域全てに関連する。3年次までの講義および実習で体験した終末期看護の内容を統合させて学習する。
6.
受講上の注意
レポート作成につながるよう、受講前より緩和ケア、終末期ケア等に関連する文献1編以上を検索し、授業の参考にすること。
7.
成績評価方法
出席、およびレポート