看護技術論演習
Seminar of Nursing Clinical Skills
(*看護の統合と実践T)
深 堀 浩 樹
1 科目の概要
既習の講義,演習,および臨地実習で学んだ知識と技術を確実にするために,看護基礎教育の最終段階で,自己研鑽のための広い視野を養い,生涯学習への動機づけとする。
2 教育方針・教育目標
看護技術の知識・技術習得に関するグループ学習,模擬授業と技術のデモンストレーションによる教育活動をとおして,習得した看護技術を自己評価し,今後の課題を見出すことを目標とする。
3 教育内容
グループで「臨地実習における看護技術チェックリスト」を活用しながら,未習得項目か ら担当する項目を決定する。演習は教師役グループと学生役グループに別れて行う。教師役グループは教材を準備した上で,模擬授業とデモンストレーションを行い,それ以外の学生役グループは教育活動の実際を評価する。
回数 |
日時* |
内 容 |
担当者 |
1〜2 |
12/18(木) 3,4 |
オリエンテーション,グループ分け,テーマ決定 |
深堀 |
3〜4 |
1/8(木) 3,4 |
グループ学習 (資料作り,デモンストレーション練習) |
深堀 |
5〜7 |
1/15(木) 3,4,5 |
模擬講義,デモンストレーション |
深堀 看護部教育委員会 |
8 |
1/16’(木) 3 |
ディスカッション・評価 |
深堀 看護部教育委員会 |
*日時・内容等は変更する場合があるので、掲示に注意。 |
〔単位〕必修1単位
〔場所〕保健衛生学講義室および実習室1ほか
4 教科書・参考書
今までの授業で使用したものすべて。
5 他科目との関連
本科目は看護基礎教育における全学習内容を踏まえ,卒業後の実践看護を念頭においた現任教育に近い意味合いをもつ。生涯学習へつながる科目である。
6 受講上の注意
グループ学習を基本とした授業なので,メンバーとの関わりを通して,自己学習能力を養ってもらいたい。そのために,自己の看護職者としての学習課題および生涯学習の方向を見出し,その成果を表現することで,主体的に授業に参加することを期待する。
看護部教育委員会の協力を得て,より実践的視点から指導と評価を行う。
7 成績評価方法
グループ学習参加の学生相互の評価、および実施した教育活動に対する学生の評価と,教育活動の内容・方法に関する教員評価により,総合的に評価する。