基礎看護学V

Fundamental Nursing V

 

齋 藤 や よ い

 

1 科目の概要

看護学専門科目に共通する問題解決の思考プロセスとして,看護過程を概念と展開の方法を学ぶ。

 

2 教育方針・教育目標

1)看護過程の役割と意義を理解する。

2)看護過程のステップを理解する。

3)看護実践における看護過程の展開方法を理解する。

4)ビデオ事例を通した看護過程展開の実際を理解する。

 

3 教育内容

回数

日 時*

項  目

内  容

担当者

1

10/2(木)

3

看護過程の定義

看護過程とはなにか,背景と特徴

看護過程と問題解決方法(POS)との関係

香春知永

2

10/2(木)

4

看護過程の構成要素

看護過程の5つの構成要素とその課題

香春知永

3

10/9(木)

3

アセスメント

看護の観察と分析

香春知永

4

10/9(木)

4

診断

看護診断と看護診断名

香春知永

5

10/30(木)

3

計画

目標(成果)と計画立案

香春知永

6

10/30(木)

4

実施・評価

調整,実施,記録(目的と種類)

問題の達成評価

香春知永

7

11/27(木)

3

事例による展開(1)

受け持ち患者の看護過程(グループワーク)

齋藤,二宮,後藤、林

8

11/27(木)

4

事例による展開(2)

受け持ち患者の看護過程(グループワーク)

齋藤,二宮,後藤、林

 *日時は変更する場合がある。4/10(木)に配布する,基礎看護学開講科目日程表を参照のこと。

〔単位〕必修1単位

〔場所〕保健衛生学講義室4(医歯学総合研究棟7階)ほか

     

4 教科書・参考書

参考資料を配付

その他テーマに関連した参考図書を随時紹介

 

5 他科目との関連

既習の専門知識と技術を看護実践の一連のプロセスの中に活かせるよう、これまで学習したすべての看護専門科目をよく理解しておくこと。

 

6 受講上の注意

講義と事例による演習を並行して行う。6回と7回の間に基礎看護学実習Uがあり、この間に受持患者を通した看護過程を展開する。7回と8回では受け持ち患者の看護体験をもとに、個々の看護過程を振り返る。あらゆる看護実践の基盤となる思考プロセスの学習であり,グループワークに積極的に参加することで,理解を深めること。

 

7 成績評価方法

学期末の筆記試験,および出席状況により評価する。