基礎看護学T
Fundamental Nursing T
齋 藤 や よ い
1 科目の概要
昨年、看護学入門として学んだ教養科目の先端医療技術論にひきつづき、看護学専門科目に共通する知識と技術を学ぶ。
2 教育方針・教育目標
看護の共通基盤となる看護の理論,概念・目的や,看護実践能力の基礎となる人間観,生活観,社会観,健康観,自然観を基に、看護の関連領域の知識から、人間理解の視点を学ぶ。
3 教育内容
回数 |
日 時* |
項 目 |
内 容 |
担当者 |
1・2 |
4/11(金) 3・4 |
看護と人間工学 |
ボディメカニクスと看護活動 |
齋藤 |
3・4 |
4/18(金) 3・4 |
看護とコーチング |
コミュニケーションの理論と看護場面における実践的コミュニケーションの方法 |
黒田 |
5 |
4/25(金) 3 |
看護の政策 |
看護と国の政策 |
習田 |
6 |
4/25(金) 4 |
看護と性 |
セクシュアリティに関する理解を深め,看護実践の中で,対象と看護者のセクシュアリティを尊重した看護を考える |
大谷 |
7・8 |
5/9(金) 3・4 |
人間の尊厳 |
看護倫理:看護における人間理解 生命倫理:生命の本質と看護との関わり |
田畑 |
*日時は変更する場合がある。4/10(木)に配布する,基礎看護学開講科目日程表を参照のこと。
〔単位〕必修1単位
〔場所〕保健衛生学講義室4(医歯学総合研究棟7階)ほか
4 教科書・参考書
テーマに関連した参考図書を随時紹介
5 他科目との関連
看護学の独自性や看護の専門機能を理解するために,学習の基礎となる教養の自然科学系,社会学系の科目,特に人間科学,社会学,心理学,哲学などを学習しておくこと。
6 受講上の注意
看護学の基礎となる理論や概念を学ぶために,柔軟な思考力が必要となる。これまでの学習経験や生活体験,社会体験を踏まえ,幅広い分野の書物に触れ,社会情勢にも関心を持つことが望ましい。
7 成績評価方法
単元毎の課題レポート,学期末課題レポート,および出席状況により評価する。