臨 地 実 習
Clinical Practice
臨地実習担当小委員会委員長
本学医学部附属病院検査部,病理部,輸血部および生体検査科学専攻の教員
1 科目の概要
各臨床検査部門を小グループに分けてローテートし,実際に検査の現場である医学部附属病院検査部,病理部,輸血部等で実習や見学を行う。
2 教育方針・教育目標
臨床検査技師として必要な基本的実践技術を習得するとともに,検査機器の取扱法,精度管理法,検査情報管理法など,検査室の運営に関する必要な知識を習得する。また,臨床検査の現場を体験することによって,医療における検査室の重要性を理解し,合わせて患者への対応の仕方を学び,医療チームの一員としての自覚と責任感を養う。
3 教育内容
1)病原体検査学 (医学部附属病院検査部)
2)免疫検査学 (医学部附属病院検査部,輸血部)
3)血液検査学 (医学部附属病院検査部)
4)分析化学検査学 (医学部附属病院検査部)
5)生理検査学 (医学部附属病院検査部)
6)病理検査学 (医学部附属病院病理部)
7)学内・学外関連施設におけるチーム医療実習(3〜4人の少人数グループに分けて,病院内外の保健,医療,福祉の現場で実習を行い,チーム医療における臨床検査技術のさまざまな役割を学ぶ。)
4 教科書・参考書
講義で使う各教科の教科書および配付資料
5 他科目との関連
この実習は今まで学んだことの集大成である。したがって机上の学習は実習が始まる前までに全て終了し,完全に身につけていることが望ましい。
6 受講上の注意
あらかじめ臨地実習の予定を知らせるので,予備知識を身につけて臨むこと。病院内は公の場であるから,身だしなみや態度に十分気をつけること。私語は慎むこと。遅刻は厳禁のこと。
7 成績評価方法
臨地実習指導者の評価を参考に,各教科目の担当教員が評価を行い,その評価とチーム医療実習を加味した総合判定を行う。判定責任者は実習・臨地実習担当小委員会委員長とする。