在宅看護学演習
Seminar of Home Care Nursing
本 田 彰 子
1 科目の概要
在宅ケア学で学んだ知識を活用し,在宅における具体的な看護提供方法・技術を習得する。
2 教育方針・教育目標
学内実習を通し,以下の項目を理解し,実践が可能になるための技術を学ぶ。
1)在宅ケア,訪問看護に関する基本
2)訪問による看護活動(在宅ケアにおける生活援助,医療処置と看護,介護用品の工夫など)
3 教育内容
回数 |
日 時 |
内 容 |
担当者 |
1 2 |
5/8(月) 3,4 |
事例演習発表と討論 |
本田 彰子 清水洋子 森田久美子 |
3 4 |
5/15(月) 3,4 |
在宅ケアにおける看護技術の特徴と主要な技術の用い方,本人・家族への指導方法 在宅医療看護@(経管栄養,中心静脈栄養,吸引) |
和田 洋子 (三喜会居宅サービス部) |
5 6 |
5/22(月) 3,4 |
在宅医療看護 A(胃ろう,膀胱留置カテーテル・褥そう) |
和田 洋子 (三喜会居宅サービス部) |
7 8 |
5/29(月) 3,4 |
B(在宅酸素療法) 在宅における介護用品の工夫 |
清水 洋子 森田久美子 |
9 10 |
6/5(月) 3,4 |
C(CAPD) 在宅介護用品企画発表準備,資料作成 |
清水 洋子 森田久美子 |
11 12 |
6/12(月) 3,4 |
生活の場を基本としたリハビリと介助方法(清潔・食事・排泄他) |
高井 豊 (森山記念病院) |
13 14 |
6/19(月) 3,4 |
訪問看護における接遇,面性技法の展開 家庭訪問のロールプレイ |
清水 洋子 森田 久美子 |
15 16 |
6/26(月) 3,4 |
在宅介護用品企画発表会 |
本田 彰子 清水 洋子 森田久美子 |
〔単位〕必修1単位
〔場所〕保健衛生学講義室1(医歯学総合研究棟18階)ほか
4 教科書・参考書
参考書
1)島内節,佐藤美穂子,下平唯子他:看護・介護サービスのための目で見る用語事典,東京法令出版
2)川村佐和子,島内節監修:訪問看護管理マニュアル,日本看護協会出版会
3)日本訪問看護振興財団編:自立をはかるケアプラン事例集,中央法規
4)内田恵美子,島内節他著:日本版成人高齢者用アセスメントとケアプラン,日本看護協会出版会
5 他科目との関連
在宅ケア学で学んだ知識を学生各自が総合的に活用する必要がある。
6 受講上の注意
学生の積極的な演習参加,介護用品制作,課題発表,意見交換を期待する。
7 成績評価方法
定期試験,レポート,出席
在宅看護学実習
Practice of Home Health Care
島 内 節
1 実習の概要・目的
在宅療養者とその家族に対する在宅ケアの実際と展開方法を知り,そのケアシステムにおいて活動する看護職およびケアマネジャーの役割を学ぶ。
2 教育目標
(1)訪問看護実習
ア)訪問看護利用者とその家族のアセスメントができる。
イ)訪問看護利用者とその家族のニーズ把握,ケアプラン,援助方法を考えることができる。
ウ)在宅での実際の援助方法を学ぶ。
エ)社会資源の有効な活用方法について学ぶ。
(2)ケアマネジメント
ア)在宅支援サービスの具体的な展開について理解する。
イ)各関係機関,各専門職との連携,ケアマネジメントについて理解する。
ウ)社会資源の有効な活用方法について知る。
3 実習内容・方法等
〔単位〕必修1単位
(詳細については実習要項参照)