英文講読II

English for Nursing II

 

中 川 千 帆

 

1 科目の概要

医療において根源的な「痛み」という問題に焦点を当て、アメリカの神経外科医が書いた「痛み」に関する文章を読んでいく。

 

2 教育方針・教育目標

医療の現場に携わる限り、絶えず「痛み」に接していかなければならない。なぜ「痛み」は起こるのか?「痛み」に対して私たちはどう対応するべきなのか? アメリカの神経外科医であるDr. Frank Vertosick, Jr.は、心理的な影響や歴史的考察をも交えながら、「痛み」についてわかりやすく説明している。病気、身体の部位など医療に関する英語とあわせて、痛みを表す英語表現を学んでいく予定である。

 

3 教育内容

回数

日 時

内  容

担当者

1

4/12()

2

ガイダンス

中川千帆

2

4/19()

2

Why We Hurtより“Introduction: The Megaphone of God”

3

4/26()

2

同 上

4

5/10()

2

同 上

5

5/17()

2

同 上

6

5/24()

2

Why We Hurtより第一章 “Head Pains and Candy Canes”

7

5/31()

2

同 上

8

6/7()

2

同 上

9

6/14()

2

Why We Hurtより第四章 “The Human Affliction”

10

6/21()

2

同 上

11

6/28()

2

同 上

12,13

7/5()

1,2

Why We Hurtより第十一章  “The Shadowlands of Pain”

14

7/12()

1

同 上

15

7/19()

1

テスト

単位〕必修1単位

〔場所〕保健衛生学講義室2(医歯学総合研究棟8階)

 

4 教科書・参考書

Frank T. Vertosick, Jr., Why We Hurt: the Natural History of Pain (San Diego: Harcourt), 2000. 

 

5 他科目との関連

医学全般と深く関わる。「痛み」に関してより深い理解を得ることにより、「痛み」を感じる人々に対する対応がより配慮の行き届いたものとなると期待したい。

 

6 受講上の注意

語学の授業なので、当然予習して授業に臨むこと。単語を調べ、自分で理解できる限り文章を読んであることを想定して授業を行う。

 

7 成績評価方法

期末テストのほか、適宜行う単語を中心にした小テスト、出席日数、授業参加態度を総合して成績を評価する。