在宅看護学U(ケアプランとケアマネジメント)

Home Care Nursing II

 

島 内   節

 

1 科目の概要

健康障害を持ちながら在宅療養している人々に対する在宅ケアの意義を理解し,看護の既習の知識と技術を統合させ,在宅ケアや訪問看護の実践に関する基本を学ぶ。

さらに,家族を単位として生活条件,生活スタイル,生活環境,経済状態などに応じた適切な看護実践の基本,関連諸機関,職種との協力によるケア提供の基本を学び,在宅ケアにおけるチームリーダー的な役割を取れるようにする。

 

2 教育方針・教育目標

1)地域保健医療福祉活動における在宅ケアの意義,アセスメントと評価法および,在宅ケアシステムについて理解する。

2)在宅ケアにおける看護技術について知識を得る。

 

3 教育内容

回数

日 時

内  容

担当者

1

2

4/11()

3,4

在宅ケアにおける制度・社会資源

在宅ケアにおけるマネジメントの展開方法

島内 節

3

4

4/18()

3,4

在宅ケアにおけるケアマネジメントの実際

アセスメントとケアプラン

松本由美子

(サンビュー埼玉)

5

6

4/25()

3,4

在宅ケアにおけるケアマネジメントのプロセスと方法

清水洋子

森田久美子

7

8

5/9()

3,4

事例演習

清水洋子

森田久美子

〔単位〕必修1単位

〔場所〕保健衛生学講義室1(医歯学総合研究棟18階)ほか

 

4 教科書・参考書

教科書(必携)

1)島内節,佐藤美穂子,下平唯子他看護・介護サービスのための目で見る用語事典,東京法令出版

2)内田恵美子,島内節他著:日本版 成人高齢者用アセスメントとケアプラン,日本看護協会出版会

参考書

1)日本訪問看護振興財団編:自立をはかるケアプラン事例集,中央法規

2)川村佐和子,島内節監修:訪問看護管理マニュアル,日本看護協会出版会

 

5 他科目との関連

地域看護学総論,家族ケア論,在宅看護学Tを基礎としている。また,地域成人老人・母子地域看護活動論との関連が深い。地域を捉える視点はグループ組織活動論,地域ケアシステム論,公衆衛生学,疫学の知識を必要とし,関連法規,社会福祉学の理解によりケア計画が具体的になるので関連が深い。

 

6 受講上の注意

既習の科目を十分復習してのぞむこと。

 

7 成績評価方法

定期試験,レポート,出席