小児看護学II

Pediatric NursingII

 

広 瀬 たい子

 

1 科目の概要

小児の成長発達,主な小児疾患の病態生理を理解し,病気を持った小児とその家族の身体的・精神的・社会的変化を,自己学習を通して理解する。また,小児看護に必要な観察技術,アセスメント技術(フィジカル・アセスメント,発達アセスメント等)についても学ぶ。それらの学習に基づいて得た知識・技術を活用して,病気を持つ小児と家族の看護を考案する。

なお,この授業は小児看護学演習IIを組み合わせて行う。

 

2 教育方針・教育目標

小児看護学I,小児看護学演習Iにおいて学習した小児看護の実践に必要な基本的知識,技術にの上に積み重ねる構成で,小児看護実践に必要な知識を及び最新の小児看護学の動向を学習する事を目的としている。グル−プ・ワ−クを中心とした小児看護学演習IIと組み合わせて,自ら学び,実践に活用できる技能を習得する。

 

3 教育内容

小児看護学演習IIでペ−パ−・ペ−シェントによる看護過程を展開するために,必要な知識を整理して,さらに小児看護学実習に活用できるための技能の習得をはかる。

回数

日 時

項  目

内  容

担当者

1

4/8(木)

1

子どもの発達と遊び I

遊びの意義,病院における遊び

澤 田

2

4/22(木)

1

子どもの発達と遊び II

発達のアセスメント

白 川

3

5/13(木)

1

子どもの発達と遊び III

発達と遊び

澤 田

4

5/27(木)

1

子どもの生活と看護

子どもの栄養,日常生活の援助の実際

岡 光

5

6/10(木)

1

子どもの虐待

虐待の予防と発見

田 代

6

6/10(木)

2

小児の継続看護

外来・在宅における子どもの看護

澤 田

7

6/24木)

1

障害児を持つ子どもの看護

障害児と家族の看護

橋 本

8

6/24(木)

2

急性疾患を持つ子どもの看護

新生児期の集中ケア

瀧 川

〔単位〕必修1単位

〔場所〕第2講義室(3号館9階)ほか

 

4 教科書・参考書

教科書は,2年時に購入済みのものを使用する。

参考書:木口チヨ,小林八千代:イラスト小児の生活と援助(文光堂)

病児の遊びと生活を考える会編:入院時のための遊びとおもちゃ(中央法規)

筒井真優美:これからの小児看護(南江堂)

 

5 他科目との関連

小児看護学I,小児看護学演習I,在宅看護学I

 

6 成績評価方法

期末試験,小テスト