機 械 工 学
Mechanical
Engineering
高久田 和 夫
1 科目の概要
科学が自然界に存在する真理を追及するのに対し,工学は自然界にないヒトに有用なものを作り出すことを追求する。機械工学は,このような工学全ての基礎となる学問であり,ヒトがものを作るという行為の全てに関わっている。
2 教育方針・教育目標
機械工学的な知識や考え方が体得されていなければ,機器の開発や設計を行うことはもちろん,正しく使用し維持管理することができない。そこでこの機械工学概論では,機械工学の基礎を概説して基本的な知識を得るとともに,工学的なものの見方を紹介してその理念を体得することを目標とする。
3 教育内容
機器の開発や設計あるいは正しい使用方法や維持管理方法について理解するために,機械工学の基礎的な知識を概説する。また工学的な考え方を体得させるために,初等的な例題を通じて工学的解析手法が理解できるようにする。さらに生体の力学についても紹介する。
回数 |
日 時 |
項 目 |
内 容 |
担当者 |
1 |
4/9(水) 3 |
機械工学の目的 |
機械工学の目的と意義を学ぶ |
高久田和夫 |
2 |
4/16(水) 3 |
工学解析1 |
工学的な解析手法を例題を通じて学ぶ |
〃 |
3 |
4/23(水) 3 |
工学解析2 |
工学的な解析手法を例題を通じて学ぶ |
〃 |
4 |
5/7(水) 3 |
構造の力学1 |
機械構造の力学的な解析方法について学ぶ |
〃 |
5 |
5/14(水) 3 |
構造の力学2 |
機械構造の力学的な解析方法について学ぶ |
〃 |
6 |
5/21(水) 3 |
構造の力学3 |
機械構造の力学的な解析方法について学ぶ |
〃 |
7 |
5/28(水) 3 |
生体の力学 |
生体の力学的な挙動について学ぶ |
〃 |
8 |
6/4(水) 3 |
研究室見学 |
研究所を見学し実際の研究の場を体得する |
〃 |
〔単位〕選択1単位
〔場所〕講義室A(3号館4階)ほか
4 教科書・参考書
特になし。
5 他科目との関連
特になし。
6 受講上の注意
特になし。
7 成績評価方法
レポートおよび出席点により評価する。