卒業研究

Undergraduate Research

 

卒業研究小委員会委員長

 

1 科目の概要

指導教官と相談の上,それぞれテーマに沿って研究を行い,その結果を卒業研究発表会において口頭発表し,期日までに卒業研究論文を提出する。

 

2 卒業研究の目標

検査学および関連分野の研究にふれることによって,論文の読み方,研究の進め方,研究報告のまとめ方,口頭発表の仕方等を学び,科学的論理思考を身につけることを目的とする。

 

3 教育内容

研究の内容と指導法は全て指導教官に一任するが,できるだけ最新の知識,技法,考え方が学べるように配慮する。

1)研究テーマの選択

オリエンテーション(1月頃)を行い研究指導者名,可能受け入れ人数,テーマ等の一覧を学生に提示し,基本的には学生の希望を相互に調整して指導教官を決定する。

 

2)研究期間は4年の前期とする。

 

3)卒業研究論文の提出と研究発表

卒業論文はA4用紙の両面を用い,図表を含めて3枚以内。引用文献は10編以内。表紙は無し。用語は日本語を用い,全て印字をすること。文字,図,表ともそのまま製本できる状態であること。

形式は論文形式に倣い,要旨,序論,実験方法,結果,考察,引用の順で記載をすること。

提出部数は3部で,内2部はコピー可とする。

提出期限は9月中旬で日時は別途定める。

研究発表会は9月下旬(日時は別途定める)に行う。スライドプロジェクターあるいはデジタルプロジェクターを用いることができる。

研究発表要旨はB5用紙1枚にまとめ,別途指定した書式で印字し,9月上旬(日時は別途定める)までに提出する。

 

4 教科書・参考書

研究指導教官に指定された書籍・論文を参考にする。

 

5 他科目との関連

行っている研究が保健衛生学の中でどのような意義を持つかを理解する為に,今まで学んだことがらをまとめ,保健衛生学がどのような学問であるかをきちんと把握しておく必要がある。

 

6 受講上の注意

研究を行う研究室のきまりや約束事を必ず守ること。遅刻をしないこと。研究には積極的に参加すること。

 

7 成績評価方法

指導教官による評価(80点)と研究発表会における評価委員(生体検査科学専攻の学内講師以上の教官)による評価(20点)とを合わせて総合評価を行う。

 

8 その他

卒業研究指導者となることができるのは,本学生体検査科学専攻の学内講師以上の教官と保健衛生学科の非常勤講師とする。

卒業研究論文集を刊行し,MT4学生全員に配布する。