広 瀬 たい子
１ 科目の概要
小児の成長発達，主な小児疾患の病態生理を理解し，病気を持った小児とその家族の身体的・精神的・社会的変化を，自己学習を通して理解する。また，小児看護に必要な観察技術，アセスメント技術（フィジカル・アセスメント，発達アセスメント等）についても学ぶ。それらの学習に基づいて得た知識・技術を活用して，病気を持つ小児と家族の看護を考案する。
なお，この授業は講義と演習を組み合わせて行う。
２ 教育方針・教育目標
演習は，グル−プ・ワ−クを中心とした自己学習授業なので，これまでに学んだ小児看護学，小児疾患学演習，その他の学習に基づいて課題の解決法・解決策を自分達で考え，生み出すことを目標とする。教員はその手助けをすることを教育方針とする。また，解決法・解決策は全学生で共有理解をはかり，解決法・解決策をより良いものにするため発表・討論会を持つ。
３ 教育内容
小児特有の疾患を持つペ−パ−・ペ−シェントを教材として，成長発達，疾患の病態生理，家族背景等を学習，アセスメントし，看護過程を展開しながら，看護計画を立案する。各グル−プの学習成果を発表し，討論する。
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回数 |
項 目 |
講 義 内 容 |
担当者 |
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1 |
子どもと遊び |
子どもと遊び |
澤 田 |
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2 |
病気・入院による子どもと家族の反応 |
病気・入院による子どもと家族の反応 |
〃 |
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3 |
外来・在宅における子どもの看護 |
外来・在宅における子どもの看護 |
〃 |
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4 |
子どもの虐待 |
子どもの虐待 |
田 代 |
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5 |
子どもの観察技術(ﾌｨｼﾞｶﾙｱｾｽﾒﾝﾄを含む) 発達のアセスメント |
子どもの観察技術（フィジカルアセスメントを含む） 発達のアセスメント |
岡 光 広 瀬 |
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6 |
ﾍﾟｰﾊﾟｰﾍﾟｰｼｪﾝﾄ オリエンテーション |
ペーパーペーシェント オリエンテーション |
広瀬・澤田・岡光 |
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7〜16 |
ﾍﾟｰﾊﾟｰﾍﾟｰｼｪﾝﾄ グループワーク１〜１０ |
ペーパーペーシェント グループワーク１〜１０ |
〃 |
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17〜20 |
ﾍﾟｰﾊﾟｰﾍﾟｰｼｪﾝﾄ 発表１〜４ |
ﾍﾟｰﾊﾟｰﾍﾟｰｼｪﾝﾄ 発表 |
〃 |
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21 |
小児のアセスメントツール・小児看護に必要な看護技術 |
小児のアセスメントツール・小児看護に必要な看護技術 |
〃 |
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22 |
障害児の看護 |
障害児の看護 |
大 谷 |
４ 教科書・参考書
演習に必要な資料は開講時に配布する。また，参考文献リストもその時に配布する。教科書は，２年時に購入済みのものを使用する。
５ 他科目との関連
６ 受講上の注意
グル−プワ−クを基本とした授業なので，自己学習・出席を重視する。
７ 成績評価方法
試験とグル−プ・ワ−クの参加度，メンバ−シップ，発表内容に基づいて行う。