大久保 善 朗
1 科目の概要
検査用機器を駆使して被験者からいろいろな生理的情報を取得・解析し,そのデータを疾病の診断・治療に役立たせる生理検査学を学ぶ。
2 教育方針・教育目標
生理検査学講義(ii)の教育目標を参照。
生理検査機器の取り扱いの実技,および生理検査法の手順を修得する。検査時の患者の急変への対応や検査機器障害への迅速な対応や安全対策も修得する。
3 教育内容
循環器系検査(心電図,心音図,脈波など),神経・筋機能検査(脳波,筋電図),呼吸器系検査(ガス代謝,血液代謝,酸塩基平衡など),各臓器の超音波検査や画像解析などの生理検査法について実習を行う。
回数 |
項 目 |
実 習 内 容 |
担当者 |
1〜18 |
循環器系の検査 |
心電図 |
大久保善朗 宮里逸郎 川良徳弘 平尾見三 内田 直 太田克也 鬼木俊行 |
心音図学 |
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脈波 |
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19〜28 |
神経・筋系の検査 |
脳波 |
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筋電図 |
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29〜38 |
呼吸器計の検査 |
ガス代謝 |
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血液ガス |
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酸塩基平衡 |
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39〜43 |
超音波検査 |
超音波検査(心臓) |
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超音波検査学(腹部) |
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超音波検査学(その他) |
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44〜45 |
その他 |
その他の生理検査 |
4 教科書・参考書
生理検査学講義(ii)と同じ。
5 他科目との関連
生理検査学実習(i),臨地実習における実習と関連する。
6 受講上の注意
自ら機器を手にとってみること,被検者の心理面にも十分注意すること。
7 成績評価方法
実習によってはレポート・スケッチの提出を求める。実習終了時に試験を行い,生理検査学の実技の達成度を評価する。