SUS(Software Update Services )の設定

@ SUSとは


Software Update Serviceの略称。パソコンにインストールされたプログラムの脆弱性やセキュリティ強化に必要なアップデートを自動的に行うサービス。
ここでは、Microsoft WindowsのSUS導入方法を説明します。(Windows9X,Meは未対応)

SUS対応クライアント(OSプログラム)

Windows2000 Professional (Windows2000はSP2以降)
Windows2000 Server (Windows2000はSP2以降)
Windows2000 Advanced Server (Windows2000はSP2以降)
WindowsXP Professional
WindowsXP Home Edition
Windows Server 2003



 SUSの詳細 


Microsoft SUS のQ&Aサイト  http://www.microsoft.com/japan/windowsserversystem/sus/susfaq.mspx


 

A 主な動作内容


SUSクライアントツールをインストールしたパソコンは、学内に用意されたアップデートサーバーから自動的に必要なアップデートプログラムをダウンロードします。
以下の動作内容を確認してください。

学内のSUSサーバー(アップデートサーバー)の動作
 Microsoftから更新情報を常に監視し最新の状態を保持しています。情報処理センターが管理します。

SUSクライアント(ユーザーのパソコン)の動作
 自動的に学内SUSサーバーにアクセスし、更新情報の確認、ダウンロード、インストールまでの作業を行います。各ユーザーが管理します。

 情報処理センターで用意したレジストリ設定では以下のように動作します 

1.毎日4時に更新情報を情報処理センターのSUSサーバーにアクセスして確認します。

2.更新が必要な場合は、自動的にSUSサーバーから必要な更新プログラムをダウンロード、インストールまで行います。

3.指定時間に実行されないとき、更新ファイルがダウンロードされていればシステムが起動されてから5分後にインストールされます。

以上のことから、可能な限り、PCを常時立ち上げた状態にしていただく方が 更新が定期的にかかります。(推奨)


 注意事項 
 通常ユーザがコンピュータを利用している場合、自動的に再起動を行いません。
インストールを完了するには 再起動が必要であるという通知だけが表示されます。(Windows2000のSP2は再起動が必要な場合、自動的に再起動してしまいます。)
また、ダウンロードはシステムがタイミングを計って行っているため、いつ行うかは不明です。




 

B SUSインストールプログラムのダウンロードと導入方法


 インストール時の注意 

インストール作業はWindowsOSのレジストリ設定を変更します。
OSが立ち上がらなくなることも考えられるためインストール前に 必ずバックアップを行ってください。



インストールするプログラム(レジストリ、AU_REG.reg)をここからダウンロードします。
以下の画面を参考にして下さい。

任意の場所(マイドキュメント等)に保存した後、AU_REG.regをダブルクリックでプログラムを実行します。
以下の画面が表示されます。

"はい"を押してください。
以下の画面が表示されます。



再び"はい"を押してください。インストール完了です。



 

C SUSインストール後の管理


Windowsスタートメニューから「設定」⇒「コントロールパネル」から⇒「管理ツール」を開きます。
以下の画面が表示されます。



サービスをダブルクリックすると、以下の画面が表示されます。



状態が「開始」、スタートアップが「自動」になっていれば、正常です。
サービスを停止したい場合は、画面左上の「サービス停止」を押してください。




 

D SUSのアンインストール方法


 アンインストール時の注意 

アンインストール作業はWindowsOSのレジストリ設定を変更します。
OSが立ち上がらなくなることも考えられるためアンインストール前に 必ずバックアップを行ってください。



アンインストーラーはここからダウンロードします。
以下の画面が表示されます。




「del」フォルダを開くと以下の画面になります。



各OSによってアンインストーラが変わります。使用しているOSに合ったものをダウンロードし、実行して下さい。

ファイル名 対応OS名
Win2003_SUS_DEL.EXE Windows2003サーバー
Win2k_SUS_DEL.EXE Windows2000
WinXP_SUS_DEL.EXE WindowsXP