疾患バイオリソースセンターについて

十人十色という言葉があるように、人には個人差があります。医療においては、かかりやすい病気や適切な治療法などは、人によりそれぞれ異なります。疾患バイオリソースセンターでは、皆さまからの生体試料や臨床情報を個人情報保護と倫理的な配慮のもとに収集・保管しています。これらを医歯学研究者に提供し、一人ひとりに適した予防法や治療法、あるいは新しい薬を開発するために活用いただいています。未来の医療のために、どうぞご協力をよろしくお願いいたします。

組織について

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コホート・生体試料支援プラットフォームについて

文部科学省科学研究費新学術領域研究「コホート・生体試料支援プラットフォーム」は、この制度が展開する「研究基盤リソース支援プログラム」の一つとして、臨床研究に欠かすことのできないヒト試料を用いた研究を支援するためのプログラムとして開始されました。科研費を獲得されている研究者(代表/分担いずれも)であれば、ヒト試料を使用する研究課題において、提供支援や解析支援を受けることができます。

東京医科歯科大学疾患バイオリソースセンターは、生体試料の積極的な利活用を進めるため、本年度より本プラットフォームに参画いたしました。本バイオバンクに保管された試料を利活用いただくことで、さまざまな生体試料に関する研究支援に努めてまいります。科研費獲得者で、ヒト試料を用いた研究を予定されている場合には、「コホート・生体試料支援プラットフォーム」から支援お申し込みをご検討ください。ご不明な点があれば、本バイオバンクになんなりとお問い合わせください。

「コホート・生体試料支援プラットフォーム」
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包括同意に基づくオンデマンド型バイオバンクについて

生体試料の積極的な利活用を進めるため、学内外のアカデミアあるいは企業の研究者が実施する研究において、研究者の要望に応じて生体試料を前向きに収集する「オンデマンド型」バイオバンク事業を開始しました。疾患バイオリソースセンターが研究者と大学病院診療科との橋渡し役を担い、試料の品質を担保した上で、研究者の要望に沿った形での試料収集や詳細な臨床情報の提供を行い、研究を支援します。それにより、バイオバンクがより一層、新規診断・治療法の開発や創薬への礎となることを目指します。ご希望・ご質問等、お気軽にお問い合わせください。

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