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第2回 若手インスパイアシンポジウム(2010.02.20)

全体代表者の総括

本シンポジウムは、脳統合機能研究センター(CBIR)に所属する東京医科歯科大学の基礎・臨床16分野が一堂に会し、各分野の若手研究者が最新の研究成果を発表、意見交換を通じた研究の発展および相互交流の促進を目的に開催されました。第2回となる今回は2010年2月20日(土曜日)に開催され、冷え込んだ週末の朝9時開始にも関わらず、CBIR、御茶ノ水ニューロサイエンスアソシエイション(ONSA)メンバーを中心に教員、ポスドク、医員、大学院生、医学部生など100名近い方々にご参加頂くことができました。第一部の口頭発表では、各分野の概要と共にこの一年間の「ホットトピックス」の発表を全分野にお願いしました。細胞からモデル動物、患者まで様々な対象を用いた、神経変性疾患・精神疾患・手術・ゲノム・発生・運動・細胞内輸送・シグナル伝達など多様な分野の最新成果が発表され、時間を超過して活発なディスカッションが行われました。第二部のポスター発表では、大学院生を中心とした発表者23名全員が、1分間のショートプレゼンテーションと1分間の質疑を行い、その後自由討論、参加者全員の投票により優秀賞を決定しました。短い時間に研究の魅力を分かり易くアピールするため、どの発表者の方も工夫をされ、こちらも質問が相次ぎました。対象は口頭発表よりもさらに多岐にわたり、治療法・診断法・細胞分化誘導法・分子機能・分子動態・発生・学習・神経回路・精神疾患・神経変性疾患・神経回路・言語・ゲノム・形態・モデル動物・シグナル伝達などについての研究が発表されました。自由討論でも会場は熱気に溢れ、優秀賞には、いずれも劣らぬ魅力的な発表をされた細田氏(脳神経機能外科学)、田尾氏(脳神経病態学)、塩飽氏(神経病理学の3名が選出されました。引き続いて学内で開催された懇親会では優秀賞の表彰が行われ、和やかな雰囲気で懇親を深めました。活発なディスカッションが終日行われ、モデル動物での成果に対する臨床の先生方からの有用な助言、臨床応用に向けた基礎研究成果の応用、共同研究の開始など、基礎・臨床融合型センターを目指すCBIRならでは基礎と臨床の垣根を越えた若手研究者同士あるいは若手と教員の交流が随所に見られました。「異なる分野の話が刺激になった」とのコメントが様々な方から寄せられ、シンポジウムの目的を達成できたと安堵しております。多くの大学院生に発表・議論と表彰の機会を、また研究に興味を持つ医学部生に、様々な研究に多様なアプローチで取り組むCBIRを知る機会を提供できたことも本シンポジウムの成果ではないかと考えております。今後も定期的に若手研究者交流会を開催し、知識・技術を補完し合うことで、基礎・臨床融合型センターとしてのCBIRが益々発展していくものと確信しております。最後にこの場をお借りして、ご多忙の中、本シンポジウム開催にご尽力頂いた水澤センター長、各分野担当者の先生方、研究協力掛の皆様に心より御礼申し上げます。

担当者代表:相田知海(分子神経科学分野)

ポスター賞受賞者

細田千尋(脳神経機能外科学)「マルチ・ディシプナリなアプローチによるバイリンガル研究」

田尾修(脳神経病態学)「マウスES細胞を使用した小脳Purkinje細胞の誘導系の確立」

塩飽裕紀(神経病理学)「脊髄小脳変性症1型原因遺伝子Ataxin-1のnon-cell autonomous毒性はMAXERを介する」