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教養部について

教養部の中期計画概要

平成22〜27年度
国立大学法人東京医科歯科大学教養部
第二期中期目標達成のための、中期計画・年度計画概要

教養部は、第二期中期目標達成のために、中期計画、年度計画を策定して実施しています。以下に中期計画と平成22年〜27年年度計画の概要を紹介します。

1.教育

(1)教育内容

  • 将来の医療従事者として、幅広く深い教養に裏打ちされた豊かな人間性と深奥な倫理観をもった人材を育成するため、入学時には「教養総合講座」を導入し、2年次以降にも専門科目と並行して教養教育を実施します。そのために常勤教員の力を最大限活用するとともに、不足する分野は非常勤教員や放送大学を活用できるよう、カリキュラムを検証していきます。
  • さまざまな現象を科学的方法で探求する思考を身につけさせるために、自然科学系科目の実習プログラムや、3年次に開講される人文社会科学系少人数セミナー科目の内容を充実させます。自然科学系科目のPBL型授業や人文社会系科目のカリキュラムは、自己問題提起・解決型の観点から検証し改善に努めます。また、リサーチマインドを持った学生を育成するために、PBL型授業や自然科学系主題別選択科目の中で、高度な研究に触れる機会を提供するよう努めます。
  • 英語と第二外国語の位置づけを検討し、国際感覚と国際的競争力に勝れる人材の育成に努めます
  • IT技術を含めた多様な教育方法を取り入れ、教育効果を上げるよう努めます。

(2)成績評価

  • 自然科学系科目学力認定試験や英語TOEFLの成績と、通常の成績との相関を検証し、教養教育修了要件を明確にするよう努めます。教育内容もそれに合わせて検証します。また新たに、数量的判断能力を評価する試験方法を検討します。論理的思考力・言語運用能力を評価する試験方法も検討し、必修化した「文章表現法」の授業内容との連関を図ります。
  • 学生の入学試験成績から卒業時成績まで、データを一貫して取り扱えるシステムを構築します。

(3)実施体制

  • 教員の教育能力を重視します。そのため、採用時には模擬授業等の方法で教育能力の評価を加えるとともに、教育能力を維持するためのFD、教員の相互評価、授業へのIT活用のための講習会等を実施します。アカデミック・ポートフォリオも活用します。
  • 教養教育と専門基礎教育のバランスを考え、教員の効果的な配置を検討します。
  • グランドデザイン沿って、教養教育の場にふさわしい教育環境を整えていきます。

2.研究

  • 部内・他部局・他大学と共同研究が行える体制を整え、異分野境界領域に関する共同研究を発展させます。

3.社会貢献

  • 子供自然科学公開講座や、水泳・テニスのスポーツ講座等、これまでの社会貢献プログラムを継続するとともに、地域のニーズに応える新たなプログラムを検討します。同時に、教養部ホームページで大学の人的・空間的資源の情報を公開し、一般利用者の便を図ります。