TMDU_ume.png TMDU_logo_x.png

LAS_logo_ja.pngLAS_logo_en2.png
maingate.jpg

教養部について

教養部の中期計画概要

平成28〜33年度
国立大学法人東京医科歯科大学教養部
第三期中期目標達成のための、中期計画概要 教育

 教養部は、第三期中期目標達成のために、全学の中期計画に沿って年度計画を策定しています。以下に第三期中期計画期間(平成28年〜33年度)における、教育に関する教養部の計画の概要を紹介します。

--> 本学の中期目標・中期計画等について(全学サイト)

 教養部では、全学科が共に学ぶという教養部の特性を活かし、多職種間連携の基礎を養います。また、平成28年3月に発足した統合教育機構における全学の意見も踏まえながらカリキュラムを見直し、時代の要請に応えた新たな教養教育を実施します。

1.教育内容

  • 自然科学系科目
     生命科学系科目と理工学系科目、それぞれの特性に応じたカリキュラムを策定します。生命科学系科目については、学力認定試験を実施し、そのデータも活用しながら、2年次の自然科学系教養教育科目も含めて、専門教育との連携を強化します。
  • 倫理教育
     1年次における「教養総合講座」や「倫理学I/II」、湯島地区3年次における「医療と法」「医療と社会」、および学部専門教育における倫理教育を、一貫性をもたせて体系的に構築します。
  • アクティブラーニング
     サイエンスPBLの導入、人文社会科学科目における演習の強化等、授業のいっそうの少人数化、アクティブラーニング化を図ります。平成33年には100%の科目でアクティブラーニングを導入できるよう、教材作成等における支援体制を整え、教員研修も実施します。
  • 成績評価方法
     プレゼンテーションや面接による評価、学力認定試験等、多様な成績評価方法を取り入れ、総合的に成績を評価するよう努めます。「教養総合講座」の成績評価方法も見直します。
  • 他大学との連携
     従来からの東京藝術大学、新潟大学、金沢大学との連携を継続・強化すると共に、新たに東京外国語大学と提携し、入試問題作成等で協力体制を構築します。また、短期留学や他大学の集中講義等の受講を可能にする学年歴を検討します。

2.教育内容(グローバル化)

  • 英語による講義
     英語で講義を行う人文社会科学科目である「グローバル教養科目」群を始め、英語で講義する科目を11科目以上導入します。また、「教養総合講座」における英語インタビューや、「グローバル教養科目」群や自由選択科目、主題別選択科目等における英語による討論を取り入れます。
  • 英語教育
     人文社会科学における英語授業をサポートするために、Writing力、Listening力強化に重点をおいた新たな英語カリキュラムを導入します。
  • 多様な文化の理解
     「Japanese Culture and Society」を新設し、国際社会の中で日本の文化や社会を理解し、発信できることを目指します。また第二外国語においても、世界の多様な文化を理解するための講義を導入します。
  • 海外短期留学
     Studio Cambridge以外に新たな海外研修先を開拓するとともに、海外研修の単位化を図ります。

3.教育の実施体制・検証

  • 人事
     外国で学位を取得した、あるいは外国での教育経験を持つ若手の積極的な登用を検討します。また人文社会科学と第二外国語の領域の枠を超えた人事を検討します。
  • 授業アンケート・教員研修
     統合教育機構のIR部門とも連携しながら、授業評価アンケートや修了生アンケートを実施し、成績分布データ等も参照しながら教育の改善を図ります。また教員の教育力向上のため、サイエンスPBLやアクティブラーニング等に関する教員研修を実施します。
  • 教育評価
     教員の教育業績が正しく反映できるよう、個人評価のあり方を見直します。また、FDや外部評価によって教養部のカリキュラムの検証・改善を図ります。

4.学生支援

     DreamCampus等における成績や出欠に関する客観的データを元に、学部教育委員会とも緊密に連携を取りながら、学生の修学上の問題に早期に対応します。また保健管理センターとも連携して、学生のメンタル面でのサポート体制を強化します。


(参考)
 第二期中期目標達成のための、中期計画・年度計画概要