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鈴木 直   Tadashi Suzuki

所属・役職

文学修士
東京医科歯科大学教養部 教授

研究室

東京医科歯科大学教養部
〒272-0827 市川市国府台2-8-30
TEL : 047-300-7133   FAX : 047-300-7100
Email : suzuki.las@tmd.ac.jp

学歴

1968. 3. 金沢大学教育学部付属高等学校卒業
1968. 4. 東京大学教養学部理科T類入学
1970. 10. 東京大学教養学部教養学科ドイツ分科進学
1973. 3. 同卒業
1974. 4. 東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻修士課程入学
1976. 3. 同修了
1976. 4. 同博士課程進学
1976. 8. 同退学

職歴 (2006.4. 現在)

1973. 4. − 1974. 3. 株式会社潮文社編集部
1976. 8. − 1978. 3. 東京大学教養学部教養学科ドイツ分科助手
1978. 4. − 1979. 7 東京医科歯科大学教養部ドイツ語専任講師
1979. 8. − 1992. 3. 同助教授
1992. 4. − 同教授
1996.10. − 1999. 3. 同評議員併任
2000. 3. − 2002. 4. 同評議員併任
2001. 4. − 2003. 7. 同学長特別補佐併任
2004. 4. − 同評議員併任
2005.10. − 同学長特別補佐併任

専門分野

近代ドイツ思想史 ・ 文学

業績

(1) 論文

  1. 「ゴットフリート・ベンの場合(1)」 東京大学教養学部教養学科紀要第9号、1977年
  2. 「ゴットフリート・ベンの場合(2)」  東京医科歯科大学教養部研究紀要第9号、1979年
  3. 「詩的自我のイデオロギー化と形象化 ベンとカフカ」  『ユリイカ』1979年1月号、青土社
  4. 「理解の形態」  『文部省科学研究費一般研究B研究プロジェクト、相関対照比較的地域文化研   究としてのドイツ学』1983年
  5. 「日欧比較近代化論の争点をめぐって(1)」   東京医科歯科大学教養部研究紀要第15号、1985年
  6. 「日独テレビ放送の幼児・児童に対する影響の比較研究――攻撃性と柔構造社会」  放送文化基金研究報告No.9、1985年
  7. 「日欧比較近代化論の争点をめぐって(2)」  東京医科歯科大学教養部研究紀要第17号、1987年
  8. 「Beziehung ohne Subjekt? - Ein Wesenszug der japanischen Kultur. 」  東京医科歯科大学教養部研究紀要第18号、1988年
  9. 「世紀末における批評の変遷」  講座20世紀の芸術第2巻『芸術と社会』、岩波書店、1984年
  10. " Grundlagen einer nicht-westlichen Industriegesellschaft - Die Organisationsprinzipien der vertikalen und horizontalen Gruppen in Japan." in: Hans-Joahim Kornadt/Gisela Trommsdorff(Hg.): Deutsch-Japanische Begegnungen in den Sozialwissenschaften. Wiederbeginn wissenschaftlicher Kooperation in gesellschaftsbezogener Forschung.Universitatsverlag Konstanz, 1993
  11. 「市民社会と教養の理念――ヴィルヘルム・マイスターの葛藤」 東京医科歯科大学教養部研究紀要第24号、1994年
  12. 「近代化と小説の変遷――『ボヴァリー夫人』と『マルテの手記』」 東京医科歯科大学教養部研究紀要第27号、1997年
  13. 「Die Deutsche Sprache in der Zeit der Globalisierung」 東京医科歯科大学教養部研究紀要第30号、2000年
  14. 「翻訳としての資本論」 『現代思想』2004年4月臨時増刊号、青土社

(2) 翻訳

  1. K・P・フィリッピ「全体状況――小説世界におけるK」 『エピステーメー』朝日出版社、1977年2月号
  2. C・G・ユング「母親元型の心理学的諸相」 『エピステーメー』朝日出版社、1977年5月号
  3. I・アイブル=アイベスフェルト『戦争と平和』(共訳) 思索社、1978年
  4. A・グロセール『ドイツ総決算』(共訳) 社会思想社、1981年
  5. H・フォッケ/U・ライマー『ヒトラー政権下の日常生活』(共訳) 社会思想社、1984年
  6. K・テーヴェライト「男たちのファンタジー」 『現代思想』青土社、 1986年14/8
  7. K・H・ボーラー「破壊のメタファーへの回顧」 『現代思想』青土社、1986年14/11
  8. K・テーヴェライト「男たちのファンタジー」 『現代思想』青土社、1987年15/12
  9. W・イェンス/H・キュング『文学にとって神とは何か』(共訳) 新曜社、1988年
  10. J・ベルク他『ドイツ文学の社会史』上・下(共訳) 法政大学出版局、1989年
  11. R・リードル『認識の生物学』(共訳) 思索社、1990年
  12. G・ルーゲ『ゴルバチョフ』(共訳) 平凡社、1991年
  13. イルメラ・日地谷=キルシュネライト『私小説――自己暴露の儀式』(共訳) 平凡社、1992年
  14. M・ヴァイン『ヴァイツゼッカー家』(共訳) 平凡社、1993年
  15. E・ヴァイグル「境界を越えて――学際的研究プロジェクトにおける哲学」 講座現代思想2『20世紀知識社会の構図』、岩波書店、1994年
  16. A・シュタールベルク『回想の第三帝国』上・下 平凡社、1995年
  17. K・H・シュピッツィ「メタ医学は、パラ医学といわゆる教室医学のかけ橋たりうるか」 東京医科歯科大学『人間科学教育課程年報』第3号、1998年
  18. G・ジンメル『ジンメルコレクション』(共訳) 筑摩書房、1999年
  19. J・デリダ「われらの誠実さを」、『現代思想』青土社、2004年9月号
  20. E・ヴァイグル「森と気象」、『思想』岩波書店、2004年11月号、No.967
  21. K・マルクス『資本論 第一巻』上・下(共訳)、(マルクスコレクションW巻、X巻)、筑摩書房、2005年1月
  22. J・フェスト『ヒトラー、最期の12日間』、岩波書店、2005年6月

(3) その他

  1. 「日本におけるベン研究文献」(共編) 『ドイツ文学』65号、日本独文学会、1980年
  2. 翻訳解説『進化論的認識論のアクチュアリティ』 R・リードル『認識の生物学』思索社、1990年
  3. 翻訳解説 A・シュタールベルク『回想の第三帝国』平凡社、1995年
  4. 翻訳解説 G・ジンメル『ジンメルコレクション』筑摩書房、1999年
  5. 作品解説「フォイエルバッハ・テーゼ」、「ドイツ・イデオロギー」 今村仁司編『マルクス――思想読本――知の攻略2』作品社、2001年
  6. DVD解説「ナチスと国防軍」、『ヒトラー〜最期の12日間〜プレミアムブックレット』、日活株式会社、2006年1月


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