フランス語初級者および中級者を対象に、フランス語作文への入門を図る。
授業では毎回1つか2つの基本動詞をとりあげて、その複数の使用法に習熟することを目標とする。例えば、さしあたって「置く」という訳語とともに記憶したであろう「mettre」という語にしても、スープに塩を「入れる」、オーバーを「着る」、2時間「かける」といった様々な使い方がある。こうした基本動詞の用法をマスターすれば、フランス語での日常会話が支障なくできるレヴェルになるだろう。
授業は例文解説、受講者によるフランス語作文、その添削、模範解答の説明の順序で行う。以下に学習予定の基本動詞を記す。進度は受講者のレヴェルに応じて調節する。
出席点50点、学期末試験50点。
青井明『基本動詞によるやさしいテーム』(白水社)