一般化学演習

前期月曜日5限  (奈良)

授業の目的・内容

 近年の分子生物学、生物物理学の発展により、生命科学現象が物理、化学的な考え方、方法で理解されるようになってきた。検査技術学専攻の学生諸君は、全学生の中で最も深く化学の専門技術と関わることになる。本講義では、化学の基礎的な理論を確実に身につけ使いこなせるようになることを目的としている。7月からスタートする「基礎生命科学(化学)」の基礎を学ぶだけでなく、後期の「科学基礎実験A」の実験を理論的に理解するための基礎も学ぶので、形式上「選択科目」であるが、半ば「必修科目」のつもりでできるだけ履修してほしい。講義は、医学科・歯学科の学生と合同で受講することになるが、講義の理解をサポートするために、「一般化学演習」として月曜日の18時10分より補習・演習することがあるので、自分の理解度に合わせて是非活用してほしい。

授業計画

 化学(一般化学)の授業計画も参照のこと。

4月〜6月 化学実験学(SI単位、電解質溶液の平衡:酸塩基平衡、緩衝作用など)
      化学熱力学の基礎(気体、熱化学)
7月    原子、分子の性質 (基礎生命科学:有機化学への序論)
9月    化学反応速度

成績評価の方法

期末試験100点と平常点(出席点+レポート点)α点の総合(100 + α 点:最大100点まで)で評価する。出席点は毎回出席カードの形で、問題演習もしくはアンケートを行う。また、補習時間の演習問題の解説についても平常点を考慮する。

教科書及び参考図書

教科書  「マグロウヒル大学演習 一般化学」 J. L. Rosenberg & L. M. Epstein 一國雅巳訳 (オーム社出版局) 
     「一般化学・一般化学演習講義資料」
参考図書  基礎化学 吉岡甲子郎著 (裳華房)
      化学通論 吉岡甲子郎著 (裳華房)

学生のコメント、感想

効果測定に関するコメント (2005/05/16)
出席カードのコメント(2005/05/09)
出席カードのコメント(2005/05/02)
一般化学演習:出席カードのコメント(2005/04/25)
初回(05/04/18)
1年生に対する設問:この科目を履修する動機
1年生:自由記述
2年生(一般化学:再履修者):この科目に対する希望、意見

2004年度の内容

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