時間割番号: 000888 科目番号: 00030149
S・英語で学ぶ医学哲学
Medical Phiosophy in English
 
担当教員
田中 智彦[TANAKA TOMOHIKO]
開講時期 前期 対象年次 1 単位数 1
◇ 曜日・時間:月曜2限
◇ 対象学科:全学科
◇ 科目を履修して得られる能力(コンピテンシー)
   別表1-1)言語を通した人間の創造的営みを理解する
   別表1-5)人間の思考の枠組みを知り、自らの思考を振り返る
   別表1-7)人間の心への理解を深める
試験の受験資格  
◇ 期末考査・再考査・再試験等の受験資格:原則として3分の2以上の出席
授業の目的、概要等  
 20世紀の哲学者ガダマーが医学・医療、生と死、健康と病などについて探究した論文集 Hans-Georg Gadamer, The Enigma of Health: The Art of Healing in a Scientific Age, translated. by J.Gaiger and N.Walker (Polity Press, 1996) に収められた論文をとりあげ、参加者みなでじっくり読み解いてゆく。またそのことを通じて、「人間にとって健康とは」「医療者に必要な批判的思考とは」についても考えてゆくことにしたい。
授業の到達目標  
(1)英語の学術論文を「読める」ようになる基礎を作ること。
(2)医学・医療に関する哲学的・倫理的な論点について理解を深めること。
授業方法  
 授業はセミナー形式で進める。テキストは毎回少なくとも1頁は読むこととし、受講者にはあらかじめ訳文を準備しておくことが求められる。授業では訳文の発表・検討をもとに読み進めてゆくとともに、その中で現れてくる論点について解説や議論を行い、内容について理解を深めてゆく。
授業内容  
 The Enigma of Health 所収の論文から次の2本をとりあげ、読み解いてゆく。
(1)On the Enigmatic Character of Health
(2)Authority and Critical Freedom
成績評価の方法  
◇評価:期末レポート 40%
    授業への参加度 60%(事前課題への取り組み、議論への参加度など)
◇再評価:有(レポート)
成績評価の基準  
「東京医科歯科大学全学共通科目履修規則 別表2」による
準備学習等についての具体的な指示  
受講者には授業の前に、テキストの該当箇所をあらかじめ読み、日本語として適切な訳文を作っておくことが求められる。それはまず自分なりにテキストを理解し、その時点での到達点を言葉にした上で授業に臨むということである。授業ではそれらをもとにして解説や議論を行い、内容について理解を深めてゆく。こうしたプロセスを経ることで、英語の学術論文を読む基礎が作られるとともに、その内容をも理解することができるようになる。そのためにも、準備段階から授業における解説・議論までの能動的な関与と、そこで学んだことの積極的な吸収・応用に努めてもらいたい。
教科書  
授業で用いる論文はコピーして配布する。
参考書  
参考書等は授業の中で随時紹介する。
履修上の注意事項  
出欠については、出欠管理システムの記録と、教員が毎授業時にとる出欠とを併用する。
オフィスアワー  

前期:毎週月曜日 12:30〜13:30 管理研究棟2階 哲学研究室
後期:第1・第3水曜日 12:30〜15:00 管理研究棟2階 哲学研究室
連絡先(メールアドレス)  
tanaka.las@tmd.ac.jp