時間割番号: 000406 科目番号: 00040105
生命科学(生物物理化学)
Life Science(Biophysical Chemistry)
 
担当教員
奈良 雅之, 宇尾 基弘[NARA MASAYUKI, UO MOTOHIRO]
開講時期 前期 対象年次 2 単位数 2
・曜日・時間:火曜日1時限(または1,2時限)
・対象学科:歯学科
・科目を履修して得られる能力(コンピテンシー)
  4-2)生命現象・自然現象について総合的に理解するための基礎学力・思考力を身につける
試験の受験資格  
定期試験・再試験の受験資格:原則3分の2以上の出席
授業の目的、概要等  
1年生の化学(一般化学)で勉強した原子・分子の構造論、化学熱力学をさらに深めることにより、生命現象を物理化学の理論に基づいて理解します。構造化学、化学熱力学全般を奈良が、歯科材料学入門を宇尾が担当することにより、教養部教育から学部教育への「円滑な橋渡し」を心掛けています。講義内容はかなり高度になりますので、受講者は授業にしっかり取り組まないと「大きなギャップ」とも受け止められるかもしれません。
授業の到達目標  
①量子論の基礎を理解できる。
②相平衡、化学平衡、酸化還元平衡を熱力学の原理に基づいて理解できる。
③歯科材料学を具体例として、学部で詳しく学ぶ内容と教養部で習う自然科学が深く関わっていることを理解できる。
④講義内容に関する演習問題や参考文献を自学自習で取り組むことができる。
授業方法  
授業は基本的に講義形式で進めますが、適宜、課題問題の演習、答案の発表などアクティブラーニングを取り入れます。
授業内容  
①ガイダンス 熱力学の原理(復習)
②熱力学の原理 開放系の熱力学:化学ポテンシャル 
③相平衡①:相律、溶液の熱力学
④相平衡②:二成分系の状態図の見方、使い方 
⑤化学平衡:ギブスエネルギーと平衡定数、平衡定数の温度変化
⑥原子・分子の構造論① 量子論の原理
⑦電気化学①:電解質、酸化還元反応、電池
⑧原子・分子の構造論② 量子論の原理  
⑨電気化学②:ネルンストの式、標準電極電位、濃淡電池
⑩原子・分子の構造論③ 量子論の応用 
⑪電気化学③:電気化学ポテンシャル、膜電位・膜平衡 
⑫原子・分子の構造論④ 量子論の応用
⑬化学熱力学のまとめ
⑭化学熱力学のまとめ
⑮歯科材料学入門②
成績評価の方法  
評価:試験(定期試験)100%・レポート0%
その他 10% (授業中の演習、出席カードの回答状況を考慮することがある)
再評価:有 (再評価方法 再試験)
生命科学の基礎となる化学を理解しているかが評価の対象となるので、試験による評価を重視する。
成績評価の基準  
「東京医科歯科大学全学共通科目履修規則 別表2」による
準備学習等についての具体的な指示  
予習:資料・参考書などで該当する箇所に目を通しておく。
復習:講義に関連した演習問題を解いて、理解していることを確認する。
教科書  
教科書1 ISBN 9784274130250
書名 一般化学
著者名 Jerome L.Rosenberg, Lawrence M.Epstein 共著,一国雅巳 訳, 出版社 オーム社 出版年 1995
参考書  
参考書1 ISBN 9784759810844
書名 量子化学 : 基礎からのアプローチ
著者名 真船文隆 著, 出版社 化学同人 出版年 2008
参考書2 ISBN 4785330651
書名 化学熱力学(修正版)
著者名 原田義也 著, 出版社 裳華房 出版年 2002
他科目との関連  
1年生の一般化学Dで勉強した化学熱力学を理解していることを前提で、授業は進みます。
オフィスアワー  
奈良 雅之:毎週水曜日PM.0:00-PM.2:00, 毎週金曜日PM.0:00-PM.1:00  ヒポクラテス4階
連絡先(メールアドレス)  
奈良 雅之:nara.las@tmd.ac.jp