時間割番号: 000260 科目番号: 00010131-A
物理学ⅡM
PhysicsⅡM
 
担当教員
檜枝 光憲[HIEDA MITSUNORI]
開講時期 後期 対象年次 1  
曜日・時間:水曜4限
対象学科:医学科
科目を履修して得られる能力(コンピテンシー):別表2-1)、別表4-2)
授業の目的、概要等  
電磁気学は力学と並んで物理学の基礎をなす重要な分野です。リニアモーターカーやハイブリッド車用モーターなどほとんどの電気・電子技術が電磁気学と関係しています。また、医療技術や人体においても電流、磁気、電磁波など電磁気学は重要な要素であると言って良いでしょう。しかしながら、電磁気学は力学と比較すると難しいという印象があるようです。その理由は、私たちは物体を動かしたり力をかけたりなど日常的に力学現象を経験しているのに対して、電磁気学については日常の中で経験している実感が皆無であるためと思われます(例えば電場や磁場というのは電荷や電流によって空間に生じる変化であり目に見えない)。本講義では電磁気学に関する基本的事項やそれに関わる現象・実験事実を丁寧に説明し、電磁気学の基本法則であるマクスウェル方程式を導出していきます。さらに電磁波の波動方程式を導き、音波と波動性という共通概念で書かれることを学んでいきます。
授業の到達目標  
電磁気学に関する基本的事項やそれに関わる現象・実験事実を学び、電磁気学の基本法則であるマクスウェル方程式を導出できるようになる。また学んだ知識を応用し、いろいろな電磁気学現象を解析できるようになる。
さらに電磁波と音波が同じ波動性という共通の概念で書かれることを学ぶ。
授業方法  
講義と演習
授業内容  
1. イントロダクション : ベクトル解析 発散と回転
2. 静電場1 : 積分形のガウスの法則
3. 静電場2 : 微分形のガウスの法則
4. 静電場3 : 静電ポテンシャル(電位)
5. 電気双極子
6. コンデンサーと静電場エネルギー
7. 静磁場1 : 磁場に関するガウスの法則
8. 中間テスト
9. 静磁場2 : アンペールの法則、ビオ・サバールの法則
10. 時間的に変動する電場と磁場
11. 電磁波の波動方程式
12. 物質中の波動 : 音波の波動方程式
13. 物質中の波動2 : 音波の反射・透過
14. 期末テスト
15. まとめ
成績評価の方法  
授業の到達目標の達成度を主に中間・期末テストおよび授業内演習の提出状況により評価する。

評価 : 試験 80%
     その他 20%(演習の提出状況等)
再評価: 有
成績評価の基準  
「東京医科歯科大学全学共通科目履修規則 別表2」による
準備学習等についての具体的な指示  
授業後はきちんと復習すること。
参考書  
参考書1 ISBN 4-00-007892-5
書名 電磁気学の考え方
著者名 砂川 重信/著, 出版社 岩波書店 出版年 1993
参考書2 ISBN 4785320745
書名 物理学
著者名 小出昭一郎 著, 出版社 裳華房 出版年 1997
参考書3 ISBN 4785320451
書名 振動と波
著者名 長岡洋介 著, 出版社 裳華房 出版年 1992
オフィスアワー  
毎週金曜日 16:30~17:30 ヒポ4F教員研究室3
連絡先(メールアドレス)  
hieda.las@tmd.ac.jp