時間割番号: 000056 科目番号: 00010108-A
化学(一般化学)M
General Chemistry M
 
担当教員
奈良 雅之, 渡邊 総一郎[NARA MASAYUKI, WATANABE SOICHIRO]
開講時期 通年 対象年次 1  
・曜日・時間:水曜1限
・対象学科:医学科
・科目を履修して得られる能力(コンピテンシー): 
  別表2-1)自然現象を科学的に探究するための方法論を知る
  別表4-2)生命現象・自然現象について総合的に理解するための基礎学力・思考力を身につける
試験の受験資格  
考査:前期の考査は3分の2以上出席
   後期の考査は3分の2以上出席
授業の目的、概要等  
分子生物学、生物物理学の発展により、生命現象を物理、化学的な視点、考え方で理解できるようになりました。医学の分野においても病気や治療法を分子レベルで捉えられるようになり、その知識は膨大になりつつあります。医学の道を選んだ皆さんは、物理、化学の基礎をしっかり身につけていないと、生命現象を分子レベルで理解できないばかりか、医学の先端的な研究からも取り残されてしまうことになるでしょう。本科目では、大学の一般教養課程で当然学んでおくべき「化学(物理化学&有機化学)」を学習します。

 
授業の到達目標  
授業で扱った範囲に関連した「マグロウヒル大学演習 一般化学」「ハート 基礎有機化学」等の各章を理解し、かつその演習問題に取り組むことができる。
授業方法  
講義形式で授業を行うが、適宜、演習を解いたり、解答を説明させたりして、アクティブラーニングを取り入れて行う。
授業内容  
前期では化学実験の内容を理論的に理解できるように「酸塩基平衡」を取り上げます。続いてマクロのものの見方を学習するために「化学熱力学(熱力学の原理と応用)」を取り上げます。後期は初めの2回は化学実験に必要な誤差計算を取り上げます。次に、複雑な生命現象(生体内反応)の原理を理解するために「有機化学」を取り上げ、有機化合物の基本的な構造・性質・反応性に関して学びます。
考査、学力認定試験終了後は、補強コース・アドバンスコースに分かれて講義を行います。

前期
第1回 ガイダンス 学力認定試験体験版  第2回 単位:SIと非SI
第3回 酸塩基平衡の取扱い方(1)   第4回 酸塩基平衡の取扱い方(2)
第5回 酸塩基平衡の取扱い方(3)    第6回 酸塩基平衡の取扱い方(4)
第7回 熱力学の原理(1)       第8回 熱力学の原理(2)
第9回 熱力学の原理(3)        第10回 熱力学の原理(4)
第11回 熱力学の原理(5)     第12回 熱力学の原理(6)
第13回 熱力学の原理(7)        第14回 熱力学の平衡論への応用(1)
第15回 熱力学の平衡論への応用(2) 
後期
第1回 化学実験学(誤差の取り扱い方)  第2回 化学実験学(誤差の取り扱い方)
第3回 アルカンとシクロアルカン     第4回 アルケンとアルキン
第5回 芳香族化合物           第6回 立体異性
第7回 有機ハロゲン化合物        第8回 アルコール、フェノール、チオール
第9回 エーテルとエポキシド       第10回 アルデヒドとケトン
第11回 有機化学の筆記試験(考査)   第12回 学力認定試験
第13回 補強コース/アドバンスコース(1)
第14回 補強コース/アドバンスコース(2)
第15回 補強コース/アドバンスコース(3)


成績評価の方法  
評価:試験 100% ・レポート 0%
   その他(出席シートの小テスト、コメント等を評価に加味することがある。)
   試験は、前期の考査50%、後期の考査30%、学力認定試験20%の総合評価で行う。 
再評価:有(補強コースを受講した後、全範囲をまとめて再試験を行う。)
化学を理解しているかどうかを評価の対象とするので、主に試験で評価する。
成績評価の基準  
「東京医科歯科大学全学共通科目履修規則 別表2」による
準備学習等についての具体的な指示  
予習:指定された教科書,配布資料等で該当する箇所に目を通しておく。
復習:講義に関係した演習問題を解いて、理解していることを確認する。
教科書  
教科書1 ISBN 9784274130250
書名 一般化学
著者名 Jerome L.Rosenberg, Lawrence M.Epstein 共著,一国雅巳 訳, 出版社 オーム社 出版年 1995
教科書2 ISBN 456304587X
書名 ハート基礎有機化学(三訂版)
著者名 H.ハート, L.E.クレーン, D.J.ハート 原著,秋葉欣哉, 奥彬 訳, 出版社 培風館 出版年 2002
教科書3 ISBN 4785330651
書名 化学熱力学
著者名 原田義也 著,原田, 義也, 1934-, 出版社 裳華房 出版年 2002
参考書  
参考書1 ISBN 9784263228944
書名 化学
著者名 岡崎三代, 奈良雅之, 永井裕, 中澤泰男 著,岡崎, 三代, 1944-,奈良, 雅之,永井, 裕, 1928-, 出版社 医歯薬出版 出版年 2005
参考書2 ISBN 9784260031813
書名 系統看護学講座 化学
著者名 奈良, 雅之, 出版社 医学書院 出版年 2018
参考書3 ISBN 9784759814729
書名 ボルハルト・ショアー現代有機化学(第6版)[上]
著者名 K.P.C.Vollhardt [著],N.E.Schore [著],古賀憲司 監訳,野依良治 監訳,村橋俊一 監訳,大嶌幸一郎 訳,小田嶋和徳 訳,小松満男 訳,戸部義人 訳, 出版社 化学同人 出版年 2011
参考書4 ISBN 9784759814736
書名 ボルハルト・ショアー現代有機化学(第6版)[下]
著者名 K.P.C.Vollhardt [著],N.E.Schore [著],古賀憲司 監訳,野依良治 監訳,村橋俊一 監訳,大嶌幸一郎 訳,小田嶋和徳 訳,小松満男 訳,戸部義人 訳, 出版社 化学同人 出版年 2011
参考書5 ISBN 9784807905683
書名 ウォーレン有機化学〈上〉
著者名 Clayden [ほか著],野依良治 [ほか]監訳,石橋正己 [ほか]訳, 出版社 東京化学同人 出版年 2003
参考書  
参考材料:HGS分子模型
他科目との関連  
化学実験学では「化学実験」の基礎となる理論を取り扱います。
履修上の注意事項  
前期、後期いずれも出席3分の2以上を満たさないと、考査の受験資格がなくなります。
前期と後期の考査のうちいずれかを受験放棄した場合は、履修放棄したものとみなして、成績は×になります。
備考  
キーワード:化学実験学、化学熱力学、有機化学
第1回~第5回は検査技術学学専攻との合同授業になります。
オフィスアワー  
奈良 雅之:毎週水曜日PM.0:00-PM.2:00, 毎週金曜日PM.0:00-PM.1:00  ヒポクラテス4階
連絡先(メールアドレス)  
奈良 雅之:nara.las@tmd.ac.jp