時間割番号: 000022 科目番号: 00010025
政治学Ⅰ
Politics Ⅰ
 
担当教員
面 一也[OMOTE KAZUYA]
開講時期 前期 対象年次 1 単位数 2
曜日・時間:月曜2限

科目を履修して得られる能力(コンピテンシー):
1-2)社会制度や仕組みについての基本を理解する
3-5)国際情勢を理解する
授業の目的、概要等  
本授業では、必ずしも政治学専攻でない学生向けに書かれた入門書を手がかりとしながら(教科書でなく参考書として)、現代政治の理論と現実を全般的に概観する。政治は生きものなので、書物には載っていない現在進行形のアクチュアルな諸問題も、可能なかぎり積極的に取り扱う。授業全体を通じて、現在の政治が直面している課題と、望ましい未来の政治のあり方について、批判的に考察を進めたい。なお本授業では、国内体制を中心に取り上げる。
授業の到達目標  
1 現代の政治理論と現実政治の動向を理解する。
2 アクチュアルな政治問題の争点を把握する。
3 現在の政治と未来の政治に関する批判的考察力を身につける。
授業方法  
講義形式で行なう。アクティヴ・ラーニングを踏まえ、質疑応答やリアクション・ペーパーの提出を予定している。
授業内容  
第1回 イントロダクション:授業の概要と進め方、教材などについて
第2回 権力と自由:政治学における最も基本的な枠組み
第3回 国家、集団、個人:三つの関係の問い直し、新たな国家の役割
第4回 法と政治:法との関係から見える、政治の位置
第5回 政治と非政治:非政治の領域から浮き彫りになる、政治の特性
第6回 デモクラシーの思想:古代と近代におけるデモクラシーの異同
第7回 リベラル・デモクラシーの発展:現代における多様な諸類型
第8回 福祉国家の諸問題:転換期にある現代国家の現状、または壊れゆく諸制度
第9回 非民主的体制:独裁、軍政、一党支配など、デモクラシーから取り残された人びと
第10回 政治教育:デモクラシーを担う人びとの育成のあり方
第11回 日本の政党政治:とくに現代日本の政党政治の問題
第12回 政治家と官僚:自民党長期政権の特徴、それに代わる政治構造の探求
第13回 政治参加と選挙:日本の有権者の投票行動
第14回 マス・メディアと政治:政権支持率や選挙結果への影響を中心に
第15回 期末筆記試験の予定
成績評価の方法  
評価 : 試験 80 % ・ レポート   % ・ その他(質疑応答、リアクション・ペーパー) 20 %
再評価:  有 
成績評価の基準  
「東京医科歯科大学全学共通科目履修規則 別表2」による
準備学習等についての具体的な指示  
復習に多くの時間を割くことを推奨する。復習の際には、ノートや資料を見返しながら、授業の全体的な流れをまず把握して、総論から各論の確認へ向かうとよい。また、復習は次回授業の重要な土台になるため、予習の意味も兼ねて、次回授業までに復習を済ませると理想的である。
教科書  
教科書を使用しない。代わりに、参考書に関連する配布資料を適宜用いる。
参考書  
苅部直、宇野重規、中本義彦『政治学をつかむ』(有斐閣、2011 年)。
履修上の注意事項  
教員自身が取る出欠を優先させる。