時間割番号: 000008 科目番号: 00010008
宗教学Ⅱ
Religious Studies Ⅱ
 
担当教員
宮田 義矢[MIYATA YOSHIYA]
開講時期 後期 対象年次 1 単位数 2
曜日・時間:金曜2限
科目を履修して得られる能力(コンピテンシー):1-3)、1-4)、1-5)
授業の目的、概要等  
目的:諸宗教を題材に、異なる社会・異なる立場の人間の信念や思考のあり方を理解し、その中で自らの思考の位置を捉えなおすことを目指します。無宗教者人口が7~8割といわれる日本社会では、無宗教であることが「常識」です。しかし、一旦国外で、あるいは国内で宗教を信仰する人間と出会った時、その常識とはまた別の「常識」が力強く存在していることに驚くでしょう。諸宗教の教義や歴史について理解を深めていくことで、我々の常識がどのような立場にあるのか、あるいはどのように形成されてきたのかを考えていきましょう。概要:授業では、宗教の関わる出来事・事件等を事例に宗教学の様々なアプローチついて学んでいきます。
授業の到達目標  
宗教学的な考え方に基づき、宗教に関わる問題を分析的に記述できるようになること。
授業方法  
パワーポイントを用い、講義形式で行いますが、到達目標で掲げた「宗教に関わる問題を分析的に記述できるようになること」を達成するため、講義内容に即したテーマについて、適宜リアクションペーパーを提出して頂きます。授業内で提起される問題について、考える姿勢で臨んでください。
授業内容  
1.ガイダンス:宗教学のスタンス、講義内容、成績評価について
2.「無宗教」の日本人:「無宗教」意識の来源
3.日本の宗教①:神道と仏教
4.日本の宗教②:近代以降の日本宗教
5.メディアと宗教:宗教事件の報道
6.「カルト」問題:どこからが「カルト」なのか
7.宗教心理学:心理現象としての宗教理解
8.死後生信仰:死後生信仰の展開
9.神話:聖典と現代の宗教問題
10.修行:宗教の現代的展開
11.死生観:現代的な死生観の構築
12.シャーマニズム:憑依から預言まで
13.シャーマニズム:こっくりさんと近代
14.スピリチュアル:「宗教」を通じて見ることの意義
15.授業内試験:試験と授業のまとめ
成績評価の方法  
評価 : 試験50% ・ その他(リアクションペーパー、小レポート)50%
再評価:  有(レポート)
成績評価の基準  
「東京医科歯科大学全学共通科目履修規則 別表2」による
準備学習等についての具体的な指示  
各回の講義をテーマにしたがって要約し、宗教学的視点を養うようにしてください。
教科書  
教科書は指定しません。毎回レジュメを配布します。
参考書  

入門書として、次の2冊をあげておきます。島薗進[ほか]編『宗教学キーワード』有斐閣、2006年 。岡田典夫[ほか]著『はじめて学ぶ宗教:自分で考えたい人のため』有斐閣、2011年。そのほか、適宜授業時に紹介します。 
履修上の注意事項  
リアクション・ペーパーの配分が大きいため、授業への出席状況が、成績評価に反映します。欠席・遅刻のないよう、心がけてください。出欠は、教員がとる出欠(リアクション・ペーパー、出席カード)を優先します。期末試験を受験するには、原則として、授業回数の2/3の出席が必要です。