時間割番号: 000007 科目番号: 00010007
宗教学Ⅰ
Religious Studies Ⅰ
 
担当教員
宮田 義矢[MIYATA YOSHIYA]
開講時期 前期 対象年次 1 単位数 2
曜日・時間:金曜2限
科目を履修して得られる能力(コンピテンシー):1-3)、1-4)、1-5)
授業の目的、概要等  
目的:諸宗教を題材に、異なる社会・異なる立場の人間の信念や思考のあり方を理解し、その中で自らの思考の位置を捉えなおすことを目指します。無宗教者人口が7~8割といわれる日本社会では、無宗教であることが「常識」です。しかし、一旦国外で、あるいは国内で宗教を信仰する人間と出会った時、その常識とはまた別の「常識」が力強く存在していることに驚くでしょう。諸宗教の教義や歴史について理解を深めていくことで、我々の常識がどのような立場にあるのか、あるいはどのように形成されてきたのかを考えていきましょう。概要:授業では世界宗教を事例に宗教学の様々なアプローチついて学んでいきます。
授業の到達目標  
宗教学的な考え方に基づき、宗教に関わる問題を分析的に記述できるようになること。
授業方法  
パワーポイントを用い、講義形式で行いますが、到達目標で掲げた「宗教に関わる問題を分析的に記述できるようになること」を達成するため、講義内容に即したテーマについて、適宜リアクションペーパーを提出して頂きます。授業内で提起される問題について、考える姿勢で臨んでください。
授業内容  
1.ガイダンス:宗教学のスタンス、講義内容、成績評価について
2.「宗教」とは何か:地域・文化から宗教を見る
3.ユダヤ教①:「唯一神」とは何者か
4.ユダヤ教②:「唯一神」と「選びの民」の歴史
5.キリスト教①:「唯一神」とイエスの教え
6.キリスト教②:三位一体の「唯一神」
7.キリスト教③:三大宗派の展開
8.イスラーム①:「唯一神」対偶像
9.イスラーム②:「唯一神」の世界化
10.イスラーム③:宗教を通じた異文化理解
11.仏教①:「仏」の登場
12.仏教②:「仏」の悟りとは何か
13.仏教③:三大潮流の「仏」の位置づけ
14.聖地と巡礼:「宗教」を通じて見ることの意義
15.授業内試験:試験と授業のまとめ
成績評価の方法  
評価 : 試験50% ・ その他(リアクションペーパー、小レポート)50%
再評価:  有(レポート)
成績評価の基準  
「東京医科歯科大学全学共通科目履修規則 別表2」による
準備学習等についての具体的な指示  
各回の講義をテーマにしたがって要約し、宗教学的視点を養うようにしてください。
教科書  
教科書は指定しません。毎回レジュメを配布します。
参考書  

入門書として、次の2冊をあげておきます。島薗進[ほか]編『宗教学キーワード』有斐閣、2006年 。岡田典夫[ほか]著『はじめて学ぶ宗教:自分で考えたい人のため』有斐閣、2011年。そのほか、適宜授業時に紹介します。 
履修上の注意事項  
リアクション・ペーパーの配分が大きいため、授業への出席状況が、成績評価に反映します。欠席・遅刻のないよう、心がけてください。出欠は、教員がとる出欠(リアクション・ペーパー、出席カード)を優先します。期末試験を受験するには、原則として、授業回数の2/3の出席が必要です。